小生、暑くて暇だから、子どもの時読んだ

マンガ誌で、いまでも思い出すと感傷的

になるはなしかくです。エーンとなるです。

 

70年代前後、プロレス・ブーム、馬場氏

と猪木氏が同じ釜の飯を食ってたころ、

マンガでもタイガーマスクが人気であり、

ぼくは主に講談社児童誌で、年少者向

プロレス特集記事、諧謔して読んでおり

ました。筆者は田鶴浜(たづはま)氏・・

とかだったかな・・

僕でさえ生まれてない50年代前後の

米マットのある女子レスラーは試合前

ポテトチップ沢山食べ、コーラもたらふく

飲んでリングに上がったト。ところが

アクシデントでかのじょはないぞうはれつ

でお釈迦になったと。これが教訓なって

レスラーは試合前ごはんとっちゃいけない

というきまりになりましたト。

「女の子が食べ過ぎで死んじゃったなんて

恥ずかしくて天国にもいけないネ」なーん

て書いてあったけど、小生は痛々しくて

当時号泣したです。

 

 

 60年代後半、「ウルトラQ」が大人気

だったころ、集英社発行の月刊誌に古城

武司氏という人がオリジナルのウルトラQ

書いてました。古城氏とは野球まんがの

「がんばれ、カネやん」とかいう巨人の星

の金田正一版と云われた作品で知られる。

70年代は秋田書店雑誌で、バロム1とか

流星人間ゾーンとか書いた。

 その例のウルQだけど、怪獣のキャラ

だけかりて氏がオリジナルストーリー

作ったのだ。ある逸話に怪獣ゴメスが

登場したのですが、どーにも、動物マンガ

でした。山の麓に出現した怪獣ゴメスは

肉食だけど、本来は大人しくて人間に懐いたり

する・・。そこで動物園で飼うことにし、ベテランの

飼育員が管理することになり、まるでムツゴロウ

さんのようなはなしになるんですがねー。

本編のゴメスは、マンのシ―ボーズみたいな

キャラになってました。

しかし予算が掛かりすぎて、国はゴメスを毒殺

するようにいう。飼育員は、ゴメスに「おまえを

死なす前に、せめておれの肉を存分に食って

くれ・・」とみずから、自分に毒薬を注射してゴメス

の前で息絶える。ゴメスがためらうようにかれを

食べようとすると、戦車がゴメスに一勢砲撃して

ゴメスは絶命した。ぼくは涙が止まらなかった。