おれが、生涯独り身なのはあたりまえだ。

 

おれの母は昭和末、おれが20代の頃

亡くなった。

やはり母親にとって息子はかけがえのない

もんだよな・・

母はおれのことを何かとかまってきたが

おれは迷惑がってなんもいうこと聞かな

かった

母がおれに「あんたの布団のカバーとりかえる

から手伝いなさいというが、おれはいやがって

ばかりいた。(かけぶとん、しきぶとん共に)

いまでは、わたしは姉とよくやってるが、

布団カバーの取り換えってなんぎだなー。"(-""-)"

おたがいチームワークちゃんと合わせる、って

しんどいよ。ましてや、母が元気だったときは

おれは病気が一級・・ とうぜん母はきれまくり・・。

 

おれは、ずいぶんえらそうだけど、女は老若

問わず悲しい顔してるの見るのいやだ。

おれの母は、おれがあまりにもいうこと聞かない

ので悲しいかおしたの見た。おれはそれが

いまでもトラウマじゃ。あの、はなっぱしらの強い

母がな。

 

 どうだ、こんなおれさまが何、結婚なんか

できるかよ。母はだらしのないおれに怒り

心頭のあまり、部屋の家具を壊したことも

あったよ。

 

おれが就学生のころは、おれはよたろう

だったから、まわりのやつらにまともな

あつかいされなかった  しかしきやつらが

おれの家の電番どこで知ったのか、おれの

うちに電話よこしてきた。すぐにムキになる

おれのことをからかおうと思ったのだろう。

だが、そのとき、おれは不在だった。

かわりに母がでたが、おれの母は気づいて

たのだろう、やつらに理屈屁理屈ばかり

いいまくって徹底的に馬鹿にしたのだ。

きやつらは、「いえ・・もういいです・・」と

電話切ったという。ちなみにおれの父も

電話にでたけど、「はい、何・・ 何、何だって・・

聞こえないだろう!!だから貴様誰よ!!」

ハナからケンカ腰。やっこさんは「いえ、何でも

ない・・ 」と電話きったという。