子供と大人の耳の構造


子供の耳の構造



大人の耳の構造



耳管は耳と鼻の奥をつないでいる管で、中耳を喚起する通路になっています。

子供の耳管は大人より短く、水平に近いため、細菌が鼻の奥から中耳に入り、炎症が起きやすくなっています。

特に子供は風邪、喉の炎症、副鼻腔炎などになりやすく、アデノイドや扁桃肥大があると耳管に影響を与え、中耳炎が
併発しやすくなります。

大人の耳管は子供に比べると長く、急傾斜になっているので、細菌が鼻の奥から中耳に入りにくく、またアデノイドの肥大でブロック
されるされる事もあまりありません。

そのため、大人は子供に比べ中耳炎にかかる事は少なくなります。