新型コロナウイルスワクチンは筋注のため、痛み、腫れなどの軽い副反応は
高頻度で現れますが、通常、数日以内に治ります。

■主な副反応
 (日常生活に支障をきたす重い症状はごくわずかです)

【接種後5分~30分】
 皮膚のかゆみ、蕁麻疹、腹痛、吐き気、視覚の異常、声のかすれ、くしゃみ、
 のどのかゆみ、息苦しい、意識混濁などの症状が出た場合、ショック、アナフィラキシーの可能性があります。

 アナフィラキシー発生率
 100万回あたり11.1件
 約10万人に1名

【接種当日】
 痛み:発現割合 84.3%
 腫れ:発現割合 10.6%
 持続期間:約2日

【接種翌日】
 下痢:発現割合 15.5%
 筋肉痛:発現割合 37.9%
 関節痛:発現割合 23.7%
 頭痛:発現割合 55.1%
 疲労:発現割合 62.9%
 寒気:発現割合 32.4%
 発熱:発現割合 14.8%
 持続期間:約1日

副反応の多くは1回目より2回目に高い頻度で認められます。
また高齢者より非高齢者に高い頻度で認められます。
副反応が生じるのは、免疫反応の現れと考えられ、きちんと免疫が出来ている証拠で、前向きにとらえましょう。


■痛み、発熱の対処方法

アセトアミノフェン、イブプロフェン、ロキソプロフェンなどを厚生労働省は推奨している。

製品毎に対象年齢などが違うので、薬剤師に相談する事が大切

アセトアミノフェンの市販薬は最近品薄でなかなか手に入らないが
ロキソプロフェンなどは大丈夫である。
(アセトアミノフェンは妊娠中、授乳中、低年齢の方でも大丈夫である)

 

  

 

 

 

病院でもらえるアセトアミノフェン(カロナールなど)が欲しければ、零売薬局であるオオギ薬局、セルフケア薬局に行けば

処方箋なしでも大丈夫である。


上記の副反応が続いた場合、いつもと違う体調の変化、異常があれば、接種を受けた医療機関、かかりつけ医、都道府県の相談窓口へ相談してください。