膵臓の膵頭部には胆管が通っています。

がんが出来ることで胆管が閉塞され、胆汁が正常に流れずにたまることがあります。

その結果、肝機能異常、黄疸、胆汁に細菌が感染して胆管炎が起こることがあります。

胆管炎は悪寒、発熱のほか、ショックと呼ばれる血圧低下を起こす事があるので注意が必要です。

また、黄疸や胆管の影響で手術、化学療法が出来ない場合があります。

たまった胆汁を排泄するために、細い管を胆道に留置する「胆道ドレナージ」を行い、
胆汁の流れをよくします。

胆道ドレナージには3種類の方法があります。
通常は体の負担が少ない内視鏡胆道ドレナージが推奨されています

■内視鏡胆道ドレナージ(ERBDもしくはENBD)
 内視鏡を用いて胆道に細い管を挿入する方法

■経皮経管胆道ドレナージ(PTBD)
 皮膚から肝臓を経由して胆管に細い管を挿入する方法

■経皮経肝胆嚢ドレナージ

 エコーを用いて胆道に細い管を挿入する方法

 

 

 

  

 

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