■ファイザー社の新型コロナワクチンを受けた後の注意点




ファイザー社の新型コロナワクチン 第1/2相臨床試験中間結果

【研究方法の概要】
• 対象:18-55歳の健康成人60人、 
65-85歳の健康成人45人
※検査で確定されたSARS-CoV2感染や類似症状がない人

• 単盲検ランダム化比較試験 (10μg群、 20μg群、 30μg群、プラセボ群に割り付け)

※単盲検とは、一般にどちらの薬を接種されたかが被接種者に明かされない試験方法。

• 1回目接種後、21日間隔で2回目の接種を実施。

• 接種後に体内に産生された抗体、28日間の有害事象等を確認。

【主な結果】
○免疫反応(免疫原性)に関する結果
新型コロナウイルスに対する抗体や中和抗体、IgG抗体は1回接種後28日後(2回接種後7日後)までに上昇する傾向が見られた。

2回接種後には、抗体の値が1回接種後より高い値となる傾向が見られた。
※最長の測定時点は28日

○安全性(有害事象)に関する結果
接種部位の局所反応の出現は、新型コロナワクチン群でより多く見られた。
疼痛・熱感・寒気・筋肉痛・頭痛・局所・不快感といった全身性の反応は、おおむね新型コロナワクチン接種群でより多く生じる傾向が見られた。

1回接種後より2回接種後の方が有害事象の発現割合が高くなる傾向が見られた。

重篤な有害事象はみられなかった。

■世界の新型コロナウイルスワクチン開発状況