病期とはがんの進行状態を表す言葉で
ステージとも言います。

病期は0期、Ⅰ期、Ⅱ期(ⅡA、ⅡB)、Ⅲ期(ⅢA、ⅢB、ⅢC)、Ⅳ期に分類されます。

病期はがんが乳房の中での広がり、しこりの大きさ、リンパ節転移の有無、骨・肺等、乳房から離れた場所の転移の有無
等によって決まります。

乳がんの治療方針は病期ごとにおおよその指針が決まります。

また、病期やがんの性質により、将来がんが再発するリスクをある程度予測する事が出来ます。

手術によって切除された病変について病理検査・病理診断が行われ、がんの広がり、形態、性質等細かく調べます。

腫瘍の大きさ、広がり、年齢等を基に将来の再発リスク、追加治療の必要性を検討します。

治療方針については、糖尿病、心臓病等の別の疾患の有無、年齢、患者様の希望、等も考慮して決めます。

乳がんの病期

乳がんのステージ別
5年生存率