乳がんの発症、増殖は女性ホルモンのエストロゲンが深くかかわっていると言われています。

■乳がんの発症リスクが増加する要因
閉経後の肥満、高齢での初産、成人期の高身長、早い初経年齢、遅い閉経年齢、出生時の高体重、出産歴が無い、授乳歴が無い、一親等の乳がん家族歴、良性乳腺疾患の既往歴、飲酒、喫煙、糖尿病、経口避妊薬(ピル)の長期服用、閉経後の女性ホルモン補充療法、夜型の生活

■乳がんの発症リスクが低下する要因
閉経後の運動習慣

乳がんを発症した人の5~10%は乳がんを発症しやすい遺伝子を持つと言われています。その一方で、残りの90~95%の人は食生活、生活習慣等の環境因子が複雑に関与していると言われています。


そのため、乳がんの発症は遺伝以外の因子が非常に関与していることになります。