過敏性腸症候群(IBS)は繰り返す腹部不快感または腹痛を特徴とし、
排便による軽快
排便頻度の変化
便の硬さの変化



のうち少なくとも2つが認められる。
急にお腹が痛くなってトイレに駆け込んだりすることが、たびたびある?
下痢や便秘を繰り返している?
下痢や便秘を繰り返している?
等の症状がある場合、要注意


便秘型
下痢型
混合型



原因は不明で、病態生理も完全には解明されていない。
診断は臨床的に行う。治療は対症療法であり、食事管理と薬剤投与(抗コリン薬やセロトニン受容体に作用する薬剤など)で構成する。
過労、ストレス軽減、規則正しい生活、睡眠等が大切





■食事療法

朝食はしっかり食べる
こまめな水分摂取
食物繊維をしっかりとる

おかゆ、うどん等、消化のよい物をゆっくり食べる
ニンジン、ほうれん草、カボチャ等
緑黄色野菜をしっかりとり、ビタミン、ミネラルを補給する

便秘がひどい時は便秘型の対策
下痢がひどい時は下痢型の対策
をとる
■腹痛・下痢に訊くツボ
お腹のはり、腹痛、便秘に効くツボ
■治療薬
■コロネル
■セレキノン
(トリメプチンマレイン酸)
OTCもあり
■ポリフル
■トランコロン
■イリボー
■ブスコパン
■デパス
■桂枝加芍薬湯
OTCもあり
等