薬剤服用歴管理指導料(抜粋) 

2 薬剤服用歴管理指導料「1」及び「2」

 (3) 患者への薬剤の服用等に関する必要な指導 イ 

(4)のウからキまでの事項については、処方箋の受付後、薬を取りそろえる前に、保険薬剤師が患者等に確認すること。

 (4) 薬剤服用歴の記録 薬剤服用歴は同一患者についての全ての記録が必要に応じ直ちに参照できるよう患者ごとに保存及び管理するものであり、次の 事項等を記載し、最終記入日から起算して3年間保存すること。

お、薬剤服用歴への記載は指導後速やかに完了させること。 

ア 
患者の基礎情報(氏名、生年月日、性別、被保険者証の記号番号、住所、必要に応じて緊急連絡先) 

イ 
処方及び調剤内容等 (処方した保険医療機関名、処方医氏名、処方日、調剤日、調剤した薬剤、処方内容に関する照会の要点等) 

ウ 
患者の体質(アレルギー歴、副作用歴等を含む)、薬学的管理に必要な患者の生活像及び後発医薬品の使用に関する 患者の意向 

エ 
疾患に関する情報(既往歴、合併症及び他科受診において加療中の疾患に関するものを含む。) 

オ 
併用薬(要指導医薬品、一般用医薬品、医薬部外品及び健康食品
を含む。)等の状況及び服用薬と相互作用が 認められる飲食物の摂取状況 

カ 
服薬状況(残薬の状況を含む) 

キ 
患者の服薬中の体調の変化(副作用が疑われる症状等)及び患者又はその家族等からの相談事項の要点 

ク 
服薬指導の要点 

ケ 
手帳活用の有無(手帳を活用しなかった場合はその理由と患者への指導の有無)

 コ 
今後の継続的な薬学的管理及び指導の留意点 

サ 
指導した保険薬剤師の氏名

■補足

薬剤服用歴管理指導料の種類

「1」
3ヶ月以内に来局、手帳持参
43点

「2」
「1以外」
57点

「3」
特別養護老人ホーム入所
43点

「4」
情報通信機器を用いた服薬指導
43点

「5」
3ヶ月以内に来局した患者の手帳持参率が5割以下
13点