薬を飲み込めない人への3つの対策


水オブラート

錠剤等をオブラートに包み、水に浸して服用する

とろんとして、のど越しがよくなり、飲み込みやすくなる。

オブラートそのままだと唾液の少ない高齢者は口の中に張りついて飲みにくい事がある。


飲み込めない患者様に簡易懸濁法

簡易懸濁法は錠剤をお湯(約55度)に入れて溶かす方法

主に経管投与の方法だが、経口摂取も可能。

ポイントはお湯を少なくする事。
多いと飲みきれない。

嚥下機能が低下し、液体だと誤嚥する可能性がある場合、とろみ剤でとろみをつける方法もある。



好きな食べ物に混ぜて服用する

認知症等の場合、薬を嫌がる事が多い。

毎日飲む、食べる習慣があるものに薬を混ぜると抵抗がない事がある。

プリン、味噌汁、ヨーグルト、お茶、コーヒー等

ただし薬によっては相性が悪いものがあるので、薬剤師に確認が必要。