緑内障は失明原因の第1位。40歳以上の20人に1人、70歳以上の9人に1人が罹患している。
緑内障による視神経の障害は、目の硬さである眼圧が、その人の耐えられる眼圧より上昇することによって引き起こされます。
眼圧が上昇する原因によって主に3種類に分類される
■原発緑内障
緑内障の90%以上を占めるのは原因不明の原発緑内障で、そのうち原発開放隅角緑内障は男女を問わず40歳以上に最も多いタイプです。
■発達緑内障
■続発緑内障
に分けられ、
原発緑内障や続発緑内障はさらに
■開放隅角緑内障

眼圧が高く視神経が障害された疾患
40歳以上の3.9%
禁忌の薬なし
72%が正常眼圧緑内障
正常眼圧緑内障は必ず開放隅角である
視神経(乳頭)が弱いと眼圧が正常でも緑内障になる
■閉塞隅角緑内障

急性閉塞隅角緑内障
重度の眼痛、充血、視力低下、虹暈、頭痛、悪心、嘔吐等である。
眼圧は上昇する。
急性疾患では永久的な視力障害を予防するために、複数の外用薬および全身性薬物による緊急治療を行う必要。
その後根治的療法である虹彩切開術を行う。
神経は1度悪くなると元には戻りません。
早期に発見し、適切な治療を行う事が重要。
眼圧は眼の中の水(房水)の量によって決まります。房水は、隅角という部分から、フィルターにあたる線維柱帯、出口となるシュレム管を通って眼の外に出ていきます。