そろそろだいちが帰ってくる頃だなぁと思ってた時に携帯が鳴った。だいちからだった。
だいち 「電車の中に傘を忘れてね。電車に戻ったらドアがしまっちゃったの…」
心細そうな声。
わたし 「だいち、大丈夫だよ。次の駅は○○駅、映画を見に行く時に何度も行ったことあるでしょ。とりあえず、次の駅に着いたら降りて、電話して」
だいち 「うん」
一度電話をきった。
5分後に電話が来た。
だいち 「降りた…」
わたし 「そしたら、階段を登って隣のホームに行くんだよ。ホームにラーメン屋さんがあるところだよ。わかる?」
だいち 「○○行きって書いてある。ここでいいの?」
わたし 「そう。そこで大丈夫。ラーメン屋さんは見つかった?」
だいち 「あった」
わたし 「じゃあ、合ってるよ。急行でも各駅でもどっちでも帰れるから、電車が来たら乗るんだよ」
その後、急行電車が来るまで話、電車に乗った瞬間に緊張が緩んだのか「ママ~怖かったよ…(´д⊂)」と泣き声になった。「駅まで迎えに行くからね。よく頑張ったね!」と伝えて、駅に向かった。
駅で降りて来た、だいちを見たら、もう泣いてなかった。わたしの方がウルウル…「怖かったね、でもよく頑張ったね(´д⊂)」
そのまま二人でアイスを食べに行き、これからは忘れ物をしても危ないから飛び乗ることは絶対にしてはいけないこと。大切なものを忘れた時はそのまま駅員さんに事情を説明することを教えた。
こうゆうトラブルが今後も起きないとは限らない…。早いうちに経験して、よかったと思うと同時に仕事中も登下校中は携帯を繋がるようにしてあげないとと改めて思った。
不安だっただろう。でもいろんな経験がだいちを強くするはずだ!
頑張れ、だいち(๑•̀╰╯-)و。*