今日もトラブルがあった。だいちが学校から帰り、遊びに出かけた後に連絡帳を見ると・・・
『今朝、折り紙の剣を振り回し、Bくんの目の下に当たってしまいました。幸いけがは擦り傷程度でしたが、一歩間違えば大けがにつながりかねません。だいちくんにはよく話をしましたが、あとでお電話をいたします』とあった・・・
居ても立っても居られず…学校に電話をしてみると、先生の話では「友達が作った剣を借りて、振り回していて、ワザとではないみたいですが、Bくんの目に当たってしまうことがありました。最近情緒面で不安定なことが多く、気になっていたところに今回のことがありました」と言うことだった。
年末の『友達解散事件』 から気になっていたBくんとのトラブル・・・
先生と電話をした後にすぐにBくんのお宅に謝罪の電話をした。ちょうどBくんと今回のことについて話を聞いていたところだったと・・・声はとても落ち着いていたが、不快に思っているのはすごく感じた。。
Bくんの話によると当たってしまったのではなく、わざとBくんに向かってやった、しかもやった後に謝ることもなく笑っていたと言う話だった。。
先生から聞いた話とだいちとはまだそのことについて話を聞けていないことを説明したが、故意にやることはないと思っていたわたしは「不注意なところがあるので周りを見れない事が多々あり、たぶん振り回したものが当たってしまったのではないかと思いますが…だいちが帰り次第そのことは確認します」と答えた。
3学期からBくんとの関係がうまくいってない状態。先生との電話の時に最近のBくんとの関係についても聞いてみたところ「Bくんからだいちくんの関係のことで相談を受けていたんです。声をかけてくれるのはいいんだけど意見がぶつかったりすると叩かれたり、やりたくない遊びを強要させられたり、学校内でもイライラした時にBくんに八つ当たりしてしまうところがあります。Bくんはだいちくんと関わりたくないと言っていたのでだいちくんに『Bくんは本を読んだり、自分の好きな事をする時間を持ちたいそうだから、そうっとしててあげて』とお話して、しばらくはトラブルが減ってたんですけど、最近になりまたちょっかいを出すようになりました」と。
Bくんのお母さんの話の中でだいちに対し、いろんな思いがあるんだろうと言うのは感じ取れた。すごく穏やかなお母さんで言葉を選らんでお話されてる感じだった。
だいちくんは学校でストレスを感じることがあるんじゃないか?・・・担任の先生がだいちくんを叱ってるところを見て、厳しすぎると感じることがあったが、そのことに対してだいちくんのお母さんは担任の先生に対して怒りを感じていないか・・・等々
たぶんBくんから学校でのだいちの様子を聞き、だいちの行動に違和感を感じたのでしょう。。
問題行動のいい訳にするつもりはなかったが、八つ当たりしてしまったり、感情をコントロール出来ずに被害を受けてるBくんのお母さんに対しては説明が必要だと判断し、だいちの発達障害のこと、投薬のこと、情緒の通級教室や市の発達支援センターで療育を受けてること、担任の先生・通級の先生と三者面談をしながら対策方法を話し合って環境を整えてることなどをありのまま話した。Bくんが距離を置くならそれもいいのかもと思ったから・・・
お母さんは「言い方がおかしいかもしれませんが、だいちくんの友達との関わり方の経験の一つになるのであれば、Bともせっかく仲良くしてもらった友達だし、Bにとっても成長に繋がると思うのでこれからも友達としておつきあいしたいと思います」と言ってもらった。正直、距離を置きたいと思われると思っていたのですごく嬉しかった。お母さんもだいちの問題行動に対する原因が解って、納得出来たのか声の調子が好意的になったのを感じた。。
長くなったので②につづく・・・