火曜日の練習から…いろいろ考えてた…。
水曜日を空けて、木曜日が次の練習の日だった。
「今日は柔道の日だから放課後遊びしないでまっすぐ帰ってきてね」と伝え、ランドセルにメモをホルダーに入れてつけた。
でも、だいち帰ってこなくて…
学校にだいちを迎えに行ったとき「だいち、もしかして柔道行きたくない?」って聞いてみた。
だいちは「…うん。だいち、もう柔道やめたい…」って。
家に帰ってから辞めたい理由を聞くと「せんせいがおこるから」とか「なげられるといたいから」といろいろ言ってた。
だいちはわたしのことは言わないけど、原因は…やっぱりわたしだと思った。。
だいちに…「だいちが柔道が嫌になっちゃったのはママのせいじゃないかな?ママが練習終わった後に怒って、しかもやめちゃえ!とか幼稚園の子たちの方がちゃんとやってるよ…とかいろいろ言ってだいちのこと傷つけちゃったんだと思う。だいちの大好きな柔道…嫌いにさせちゃって、ごめんね。」と抱きしめながら謝った。
そしてだいちが今まで柔道の練習で出来るようになったことを全部言って「だいちは絶対強くなれる大丈夫だから」って言った。
だいち涙ポロポロ流しながら…「ママのせいじゃないよ」「だいち、やっぱり柔道やる!」と言ってくれた。
たぶん自暴自棄になってしまって…自分でもどうしていいかわからなかったんだよね。
だいちに柔道に関して、もう余計なことは言わないと約束して、ただ柔道は格闘技だからふざけることは事故に繋がるから、ふざけることはやめて欲しいと伝えた。
その日柔道の練習でだいちの態度が一変した…。真剣に練習に向かう態度。本当に嬉しかった。
いつも指導してくれてる先生が準備体操の段階からいつもと違う様子に気付いてくれ、だいちに声をかけてくれたり、誉めてくれたりした。
練習が終わって、だいちに「どうだった?」と聞くと「たのしかった~」と嬉しそうな笑顔だった。
よかった…。本当によかった…。
母親としてもっと…成長してなきゃダメだね。
だいち…本当にごめんね。