辻褄合わせ

世間を騒がせている社会問題のほとんどが、この辻褄合わせになってる気がします。

子供の頃、試験前日に慌ててヤマを決めて知識を詰め込んだのは誰もが経験しているでしょう。
結果として、全く身につかず覚えていない事がほとんどでしょう。これは学問の理解度を確認して次のステップに進める為の試験の本質から逸脱している。そして学生時代に学んだ内容がほとんど身についてないという代償を払う事になる。
この代償は大抵の人にとってはそれほど実害はないかもしれない。

今の社会環境に当てはめると…

国が決めた基準値を下回るために、その基準値を下げる化学薬品を投入する。検査項目に該当しない部分の数値がどうなろうと関係なし。少しでも安く簡単にそして国のお墨付きをもらう為に、辻褄合わせの薬品投入。
これが食の世界で平気で行われている。
国が国民を守る為に設けた安全基準をクリアするために、かえって安全とは対極にある物を世に送り出している。

このツケの代償を払うのは消費者であり、代償の内容は健康です。
この代償に実害を感じない人はいないでしょう。でも食中毒のようにすぐに現れる不具合ではなから原因は特定出来ない。

でも冷え性、神経・精神的病、原因不明の不具合等々すでに実感している人は多いでしょう。

このまま何もしないで代償を支払うのはあまりにも危険です。
まず毒を出しましょう。デトックスはブームでも美容でもなく、人々が健やかに生きていく為に必要不可欠な習慣にしなくてはならないものだと理解して下さい。