治療に関することで「早道」という言葉を使うと、何か特別なことをやったりするように思われますがそうではありません。


しかし、実際には回り道をしている人があまりにも多いので、本来の原則にしたがったら結果として最短距離を歩めるでしょうという意味です。


前置きはこれくらいにして・・・


朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。段々と布団の温もりの誘惑が強くなってきています。


不妊治療をしている方の大部分が冷え性であることを考えると、ただでさえ辛い治療をしながら厳しさを増す冷えと格闘している状況を何とか救えたら・・・と思います。


このブログでも何度も言っていますが、不妊症の治療をする際には冷え症の改善をする事が先決です。


子宮に限らず内臓は温度が1度下がると3割程度機能が低下すると言われています。人の体温が36.4度程度を標準(あくまでも目安です)としての温度低下ですから35度台の人は大概内臓の機能が低下していると考えて良いでしょう。

これは冷え性の人に便秘・生理不順・生理痛が顕著に見られるのと無縁ではありません。


子宮自体の機能低下というのは、生理に関する問題と妊娠に関する問題です。


どちらにしても女性にとっては辛い問題ですよね。


冷え性になる原因には色々と有りますが、1つにはホルモンバランスが崩れることが挙げられます。ホルモンバランスが崩れると自律神経が機能しなくなります。結果として体温を調節する機能が低下するということになります。

不妊治療をする際にホルモン注射をすることの1つの理由でもあります。


ただ問題は、ホルモンバランスが崩れることではなく、崩れたことに対して自力で解決出来ないという事が問題なのです。



続きは後ほど・・・




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