日本をはじめとする先進国で問題になっている病にアレルギー疾患があります。
その代表格の花粉症は日本だけでなく、アメリカ・ドイツ等の先進国でも国民の20%位の人がいるそうです。

第二次世界大戦前にはほとんど花粉症患者がいなかった事を考えると60年ほどで爆発的に増加したことになります。

その期間中にもうひとつ増えたのが抗生物質の摂取量です。

たしかに我々の生活スタイルは抗生物質のお陰で成立しています。抗生物質のお陰で生活環境・衛生環境が清潔に保たれています。

しかし抗生物質はその名の通り生命に抵抗する物質でもあるのです。

食物連鎖の頂点に位置する人間は抗生物質の過剰摂取、蓄積が激しくなります。

結果として自己免疫力を低下させてしまいアレルギー疾患を誘発させるのです。

抗生物質が行き渡らない発展途上国ではアレルギー疾患の患者数が非常に低い事からも判断出来ます。


これからの健康対策の最優先課題は体内の抗生物質の排出です。

抗生物質をはじめとするいわゆる毒素の排出が何より大切です。


その為には毒素を排出する器官がより活発に機能する事が大切です。

これまでも話してきましたが体の器官にとって最大の敵が冷えです。

逆に言えば活発にしたければ温めるのが一番良い方法です。

岩盤浴で全身をきちんと温めながら科学偏重主義、西洋医学偏重主義の怖さと先進国が何でも優れているという誤解・錯覚に目を向けてみるのも秋の過ごし方としては一興かもしれませんね。