朝晩すっかり冷え込むようになりました。
晩秋という季節も暦の上では もう終わり、12月になろうとしていますね。
去年の黒の日に再スタートしたこのブログ、まさかその1年後にはクロピがこの世にいないだなんて、思いもよらないことでした。
1年前の今頃は、夏に減ってしまった体重を取り戻そうと、いろんなフードを試していたんだよなぁ…。
クロピは療法食は全く食べてくれなかったから、フォルツァ10を食べてくれたときはブログで大騒ぎするほどうれしかった。
このブログがクロピの思い出の一つとして残ることになって、ブログを再スタートして本当に良かったと思っています。
それに、ブログを通して知り合った方々やお友達、みなさんのお陰でクロピのいない暮らしに耐えられているのだと、感謝の気持ちでいっぱいです。
11月は私が1年で最も好きな月。
晩秋の美しいこの時期、冬支度をしながら、この12年をクロピと過ごしてきました。
今、このリビングはとても静かです。
たまに聞こえてきたクロピの可愛い小さなイビキや寝言もなく。
それでもなぜか、クロピが側にいるような気がします。
それは私の願望で、たんなる錯覚なのだとわかっていても、名前を呼んでしまうーー呼びたくなるんです。
(2017年8月3日に撮影したものです。
鼻の穴まで写っている寝顔も愛しい)
細く 差し込む まばゆい光
静かな朝に
近づく冬の気配
あなたを失ってから
いくつもの季節が過ぎて
どこからか
あの甘い声が聞こえる
そんな気がする
振り返れば そこで
あなたが笑っているような
細く 差し込む まばゆい光
静かな朝に
近づく冬の気配
あなたを失ってから
いくつもの季節が過ぎて
どこからか
あの甘い声が聞こえる
そんな気がする
振り返れば そこで
あなたが笑っているような
あなたは私の心の住人
胸の奥で そっと あなたを抱きしめる
頬を寄せるあなたを感じながら
November days / 緒方 玲
