The Biginning | 猫と占いの小部屋

猫と占いの小部屋

こちらでは主に我が家の黒猫クロピのこと、たまに音楽や小説について書いていきます(ФωФ)ノ
私の専門占術はタロット・西洋占星術・四柱推命ですが、あまり占術については書かないかもしれません。

猫と暮らしているみなさんも、暮らしていないみなさんも、こんばんは〜( ´ ▽ ` )ノ
クロピは膀胱炎から尿道炎になって膀胱麻痺を併発し、毎日通院しています。
今回は私の決意表明というか、今思っていることを語らせて下さい。



クロピと出会ったのは2008年の4月上旬。
膀胱炎騒ぎですっかり忘れてた。
子猫というには大きい、そんな月齢6ヶ月の頃。
指をヒラヒラさせるとじゃれてきて、すっごく可愛かった。


クロピ、あなたと出会って、あなたと暮らして、今も一緒にいる。
刹那に生きる猫という種のあなたは、いつの間にか私と共に365日を12回重ねたね。



この12年、お互いいろんなことがあった。



今も激流の中にいる。




こうして毎日クロピと病院へ通っていると、だんだん覚悟ができてきた。
飼い主として愛猫を見送る日が確実に来るということを。
今を乗り越えても、その日は必ず来るのだと。


クロピは12歳、今年の秋には13歳になる。
どんなに可愛くて若々しく見えても、体は高齢猫。
持病も幾つかある。




私たちの暮らす部屋、小さな世界の外では新型コロナウイルスが猛威をふるっている。
幸い日本では医療崩壊まで至っていない。
それでも私を含め多くの人々の生活は変わってしまった。
変わらざるを得なくなった。


家族や恋人や友人、大切な人々と突然会えなくなる可能性がないわけじゃない。
だけど、新型コロナウイルスが広がる前から、その可能性はずっとあったんだと気がついた。
誰にでも明日が来るとは限らないのだから。
それでも明日が来ることに、希望や安らぎを抱いて私たちは眠る。


死は生者を別つもの(わかつもの)、残された側は辛く哀しい。
二度と会えない、声も聞けない、触れることもできなくなる。
じゃあ、死は永遠の別れなのか?
神様のところで、虹の橋のたもとで再会するまでは。
ただの長いお別れなのか?





違う。





こんなに長く共に暮らした猫はいない。
こんなに愛した猫はクロピだけ。
こんなに私を愛してくれた猫はクロピだけだから。


どちらが欠けても絆は残る。
たとえ私たち両方がこの世を去っても、愛し合った存在が生きていたことに変わりはない。
私たちの愛は もはや不滅。
私とクロピは永遠を手に入れる。


一日、一日、日々を重ね、それが未来へと繋がっていく。
お互いの生がどこで途切れるのかは誰にもわからない。
だけど時を超えたところに私たちは到達することができる。



これから再び始まる。
何度でも。新しい日が来るたびに。
私たちは最強のパートナー。
一緒にいれば恐いものはない。
相棒として心細い思いはさせないよ。








[The Biginning]



僕が生き続ける   理由を教えてくれ

大丈夫   僕の腕の中は安全だから

まわりの世界が崩れ落ちても

僕たちにできるのは頑張ることだけ


頑張るんだ…



僕の手を取って

連れ戻してくれ


君のためならどんな犠牲だって払うよ

夜の囁き声が告げる
今はその時じゃない   あきらめるなって

これまでは立ち上がることさえできなかった

でも譲れないもの   握ったこの手は離さない


だから立ち上がれ   立ち上がるんだ
続けなきゃならない
目を覚ましたい   目を覚ましたいんだ
教えてくれ
どうやってあきらめずにいられるのか
狂おしいほど刹那の艶麗(えんれい)


どうしてなのか教えてよ
最後まで戦い続けると言う僕を
彼らが狂ってると言うかもしれないのは
愁いを含んだ閃光眼光は感覚的衝動
終わりは見えない
それならここから始めようか?


僕が生き続ける   理由を教えてくれ
大丈夫   ぼくの腕の中は安全だから
くだけて泣いて咲いて散ったこの思いは
そう  終わりは見えないんだ


これまでの道のりを見ろよ
僕が逃れられない痛みを
このままじゃまだ終わらせる事は出来ないでしょ
何度くたばりそうでも朽ち果てようとも
終わりはないさ
それならどこから始めようか


握りしめた   失わぬようにと…

手を広げればこぼれ落ちそうで

失うものなどなかった
日々の惰性を捨てて

君を…


このままじゃまだ終わらせる事は出来ないでしょ
何度くたばりそうでも朽ち果てようとも
終わりはないさ


ついに始まるんだ



作詞/TAKA
意訳/緒方玲