~スマホ なにそれ?の時代からスマホ所有率70%超えの時代へ~
~スマホ なにそれ?の時代からスマホ所有率70%超えの時代へ~
■前回のあらまし
「ホームページを使って集客・成功していくためのツボ」として、週末起業家、起業家、中小企業が他社との差別化を図るにはコンテンツを充実させていくことが肝要ということをお話させていただきました。
今回はコンテンツの充実の一環として、ホームページのスマホ対応についてお話します。
■「スマホ?なにそれ?」の時代からスマホ所有率70%超えの時代へ~
桐谷美玲さんと田中美奈子さんが出演して話題を呼んでいるY!mobile のCM「1980SHOCK!」シリーズですが、CMの中で田中美奈子さんが「スマホ?なにそれ?」と言われているとおり、1980年台にはスマホはもちろんありませんでした。
私が新入社員の頃は、ポケットベルを持っている人がいて、「使うのが面倒くさそうだな」と思っていました(笑)
時代は変わり、2016年6月20日付で博報堂DYメディアパートナーズのメディア環境研究所が発表した15歳から69歳の男女を対象とした調査結果によると、スマホの所有率が70%を超え、タブレットの所有率が38%を超えたとのことです。
このようにスマホ・タブレットの所有率が上昇することにより、必然的にスマホでホームページを閲覧する機会が増えますので、ホームページのスマホ対応が今後ますます重要になります。
では、スマホ対応というのは、どういうことを表しているのでしょうか?
■ホームページのスマホ対応とは
ホームページのスマホ対応というのは、ホームページをスマホで閲覧した際に、スマホのサイズにあわせて、コンテンツの横幅を縮小、縦長にする、文字の大きさが小さくならないようにする、コンテンツの配置を工夫する等、スマホのような小さい画面であっても全体的に見やすく、使いやすくすることです。
スマホ対応していなくても、パソコンで見た画面がそのまま小さくなってスマホの画面に現れますが、これでは見づらく、お客さまにとって使い勝手の悪いホームページになりがちですので、スマホに対応することをお勧めします。
■ビジネスチャンスを広げる上でのスマホ対応の重要性
たとえば、お店に行って商品をチェックし、スマホで検索したネットショップの価格(安価)と比較し、スマホで商品を購入、または自宅に戻ってからパソコンで購入といった方々もいらっしゃいます。
このような場合に、スマホの画面が見づらかったり、商品の購入までに手間がかかったりすると、お客様は途中で購入を諦めてしまうかもしれませんね。
商品やサービスをスマホで探す場合に、グーグルなどの検索サービスを利用される方も増えています。スマホ対応しているサイトの方が未対応のサイトよりも、スマホでの検索順位を上位に表示させる上で有利になることを、グーグルが表明していますので、スマホでホームページを閲覧してもらうためには、スマホ対応がますます重要になっています。
次に、スマホ・タブレットの所有率が急増し、ビジネスにおいても重要な役割を担うようになってきていることを踏まえ、今後ホームページのスマホ・ダブレット対応をどのように考え、対処していけば良いかについてお話します。
■スマホ対応のやり方
スマホ対応のやり方は、技術的には大きく分けて2通りあります。
①物理的にパソコンのサイズに合わせたホームページと、スマホのサイズに合わせたホームページの2種類を作成し、別々に更新していく方法
②パソコンサイズ、タブレットサイズ、スマホサイズといった3段階くらいに場合分けし、デザイン関連のプログラムにより自動化してサイズを変更する方法。
①のメリットとして自由自在な手作り感が出せる等が挙げられますが、別々に更新しなくてはならない等、後々の手間や費用面のデメリットも考慮すると②の方法をお勧めします。
②の方法であれば、デザインテンプレートが最初からスマホ対応しているものも最近は多く、それらのテンプレートを有料/無料で入手すれば、簡単にスマホ対応することができます。
スマホ対応していないホームページを既にお持ちで、スマホ対応する場合には、ホームページの状態にもよりますが、デザインのわかる方に②の方法でスマホ対応をしていただくのが良いと思います
(WordPressのようなホームページ作成ツールによっては、別途スマホ対応のプログラムをインストールすることで、スマホ対応できる場合もあります)。
■スマホ対応時の注意点
スマホ対応した場合は、ブラウザ(ホームページを閲覧するためのソフト)によって見え方がことなる場合もあるので、最低限iPhoneとAndroidの両方で確認した方が良いでしょう。
②の方法でスマホ対応した場合、画像をスマホで見ると、元のサイズに比べて画像がとても小さくなり、画像の上の文字などが見えにくくなったりすることもあります。その場合は、画像だけパソコン用とスマホ用の2種類を作成して切り分けるように、デザインのわかる方に依頼すると良いでしょう。
■終わりに
実は私事もお仕事もできるだけパソコンで済ませたいパソコン派の私ですが、さすがに日帰りの出張などにいちいち(重い)ノートパソコンを持参するのは面倒くさく、また電車の移動時にパソコンを広げるのも何だなと思うようになってきました。
ここ何年かは、話す際に持ちやすいので通話はガラケー、電車などを使った移動時のメールチェックやホームページ・ショップの閲覧、スカイプ通話(外出時)等は格安スマホ、通常の業務や急ぎでないメール送信、商品の購入、スカイプ通話(室内)などは自宅に帰ってからパソコンで対応というように使い分けています。
このように、パソコン派の私でも、私事やビジネスでスマホを使ってホームページを見る機会が増えてきています。
今後もスマホを利用してホームページやネットシッョプを閲覧される方は、どんどん増えていくものと予想されます。新規にホームページを作成される方、リニューアルされる方、当分ホームページは現状維持でスマホ未対応の方も、ビジネスチャンスを広げる有効な方法として、ホームページのスマホ対応を検討されてみてはいかがでしょうか。
【お知らせ】
2006年より週末起業の単科講座として私が講師を担当しています人気講座、「好きなこと・得意なことで起業する!ポータルサイト起業実践講座」が、いよいよ9/10(土)~11(日)の2日間東京で開催されます。
初心者の方も含め今までにたくさんの方が「ポータルサイト」を作成してビジネスを展開されています。その方々のポータルサイトを紹介していますので、興味のある方はこちらをご参照ください!
http://www.shumatsu.net/school/portalsite_faq.html#portal
(次号へ続く)
■前回のあらまし
「ホームページを使って集客・成功していくためのツボ」として、週末起業家、起業家、中小企業が他社との差別化を図るにはコンテンツを充実させていくことが肝要ということをお話させていただきました。
今回はコンテンツの充実の一環として、ホームページのスマホ対応についてお話します。
■「スマホ?なにそれ?」の時代からスマホ所有率70%超えの時代へ~
桐谷美玲さんと田中美奈子さんが出演して話題を呼んでいるY!mobile のCM「1980SHOCK!」シリーズですが、CMの中で田中美奈子さんが「スマホ?なにそれ?」と言われているとおり、1980年台にはスマホはもちろんありませんでした。
私が新入社員の頃は、ポケットベルを持っている人がいて、「使うのが面倒くさそうだな」と思っていました(笑)
時代は変わり、2016年6月20日付で博報堂DYメディアパートナーズのメディア環境研究所が発表した15歳から69歳の男女を対象とした調査結果によると、スマホの所有率が70%を超え、タブレットの所有率が38%を超えたとのことです。
このようにスマホ・タブレットの所有率が上昇することにより、必然的にスマホでホームページを閲覧する機会が増えますので、ホームページのスマホ対応が今後ますます重要になります。
では、スマホ対応というのは、どういうことを表しているのでしょうか?
■ホームページのスマホ対応とは
ホームページのスマホ対応というのは、ホームページをスマホで閲覧した際に、スマホのサイズにあわせて、コンテンツの横幅を縮小、縦長にする、文字の大きさが小さくならないようにする、コンテンツの配置を工夫する等、スマホのような小さい画面であっても全体的に見やすく、使いやすくすることです。
スマホ対応していなくても、パソコンで見た画面がそのまま小さくなってスマホの画面に現れますが、これでは見づらく、お客さまにとって使い勝手の悪いホームページになりがちですので、スマホに対応することをお勧めします。
■ビジネスチャンスを広げる上でのスマホ対応の重要性
たとえば、お店に行って商品をチェックし、スマホで検索したネットショップの価格(安価)と比較し、スマホで商品を購入、または自宅に戻ってからパソコンで購入といった方々もいらっしゃいます。
このような場合に、スマホの画面が見づらかったり、商品の購入までに手間がかかったりすると、お客様は途中で購入を諦めてしまうかもしれませんね。
商品やサービスをスマホで探す場合に、グーグルなどの検索サービスを利用される方も増えています。スマホ対応しているサイトの方が未対応のサイトよりも、スマホでの検索順位を上位に表示させる上で有利になることを、グーグルが表明していますので、スマホでホームページを閲覧してもらうためには、スマホ対応がますます重要になっています。
次に、スマホ・タブレットの所有率が急増し、ビジネスにおいても重要な役割を担うようになってきていることを踏まえ、今後ホームページのスマホ・ダブレット対応をどのように考え、対処していけば良いかについてお話します。
■スマホ対応のやり方
スマホ対応のやり方は、技術的には大きく分けて2通りあります。
①物理的にパソコンのサイズに合わせたホームページと、スマホのサイズに合わせたホームページの2種類を作成し、別々に更新していく方法
②パソコンサイズ、タブレットサイズ、スマホサイズといった3段階くらいに場合分けし、デザイン関連のプログラムにより自動化してサイズを変更する方法。
①のメリットとして自由自在な手作り感が出せる等が挙げられますが、別々に更新しなくてはならない等、後々の手間や費用面のデメリットも考慮すると②の方法をお勧めします。
②の方法であれば、デザインテンプレートが最初からスマホ対応しているものも最近は多く、それらのテンプレートを有料/無料で入手すれば、簡単にスマホ対応することができます。
スマホ対応していないホームページを既にお持ちで、スマホ対応する場合には、ホームページの状態にもよりますが、デザインのわかる方に②の方法でスマホ対応をしていただくのが良いと思います
(WordPressのようなホームページ作成ツールによっては、別途スマホ対応のプログラムをインストールすることで、スマホ対応できる場合もあります)。
■スマホ対応時の注意点
スマホ対応した場合は、ブラウザ(ホームページを閲覧するためのソフト)によって見え方がことなる場合もあるので、最低限iPhoneとAndroidの両方で確認した方が良いでしょう。
②の方法でスマホ対応した場合、画像をスマホで見ると、元のサイズに比べて画像がとても小さくなり、画像の上の文字などが見えにくくなったりすることもあります。その場合は、画像だけパソコン用とスマホ用の2種類を作成して切り分けるように、デザインのわかる方に依頼すると良いでしょう。
■終わりに
実は私事もお仕事もできるだけパソコンで済ませたいパソコン派の私ですが、さすがに日帰りの出張などにいちいち(重い)ノートパソコンを持参するのは面倒くさく、また電車の移動時にパソコンを広げるのも何だなと思うようになってきました。
ここ何年かは、話す際に持ちやすいので通話はガラケー、電車などを使った移動時のメールチェックやホームページ・ショップの閲覧、スカイプ通話(外出時)等は格安スマホ、通常の業務や急ぎでないメール送信、商品の購入、スカイプ通話(室内)などは自宅に帰ってからパソコンで対応というように使い分けています。
このように、パソコン派の私でも、私事やビジネスでスマホを使ってホームページを見る機会が増えてきています。
今後もスマホを利用してホームページやネットシッョプを閲覧される方は、どんどん増えていくものと予想されます。新規にホームページを作成される方、リニューアルされる方、当分ホームページは現状維持でスマホ未対応の方も、ビジネスチャンスを広げる有効な方法として、ホームページのスマホ対応を検討されてみてはいかがでしょうか。
【お知らせ】
2006年より週末起業の単科講座として私が講師を担当しています人気講座、「好きなこと・得意なことで起業する!ポータルサイト起業実践講座」が、いよいよ9/10(土)~11(日)の2日間東京で開催されます。
初心者の方も含め今までにたくさんの方が「ポータルサイト」を作成してビジネスを展開されています。その方々のポータルサイトを紹介していますので、興味のある方はこちらをご参照ください!
http://www.shumatsu.net/school/portalsite_faq.html#portal
(次号へ続く)