いよいよ依存症が末期でほとんど無意識のうちに嬬恋村に来ちゃってた話、聞く?
きのう朝、急ぎの勉強があって、小僧対策でカフェに行こう!と思い立った。義実家も近いし赤羽のイトーヨーカドーの下のなんちゃら珈琲がいいわ、セキネのしゅうまいと赤羽あんこ買って夕飯と明日の朝ごはんにしたらいいよねって夫に間違いなくそう話しながら、玄関の戸を閉めたと思うんだよ。
…次の瞬間、万座・鹿沢口駅に降り立ってた。ほんと怖いったら。←
▲JR吾妻線 万座・鹿沢口駅
▲つまちゃり
受付で自転車いいですかーって聞いて、本人確認書類を見せるだけで借りられた。
料金は1時間500円、1日800円のどちらか。
カードキーと説明書をもらってから出発。
しかし浅間山を拝みたくて鎌原地区を目指す予定が、方向音痴炸裂して大前方面に居るわたし。つまこいマート、サンエイ、役場、Aコープと見送ってやっと「アレ?」となったよ。我ながらサンエイぐらいで気付いてほしいわ。ほとんどスタート地点まで戻って、正規ルートへ。
いやもう電動自転車が役に立たないレベルの勾配で心臓破裂しそうだし、軽石でタイヤ取られるし、カーブでスピード出てる車怖いし、側溝と路側帯の間が10センチくらいしかないし、死ぬかと思った。死神見えた。嬬恋は自転車で回るもんじゃねぇ(学び)

▲あさまのいぶきの裏の見晴台
高崎駅のNEWDAYSで買った峠の釜めしおにぎり食べながら、勉強スタート。こんなとこまでわざわざ勉強しに来る三十路ババアはわたしぐらいだろうよ。ぽふっと上がる浅間山の噴煙に士気を上げてもらって1時間ほど参考書をめくり続ける。
飽きたのであさまのいぶきで買い物をして、鎌原観音堂に続く階段を降りようとしたそのとき。

初段から足がもつれて左膝に全体重(自称りんご3個分)を乗せながら数段滑り落ちる。完全に事故。
誰も見てなかったのが不幸中の幸いだが、左膝の皮膚がえぐれてジーパンに血が染み、ふくらはぎにぬるいのが伝った。オゥイエ。
そもそも観音堂は一応行っとくか!、くらいの半端な気持ちだったのが良くなかった。拒否されたんだ。スイマセン出直します!と頭を下げて、隣の嬬恋郷土資料館に入るのも諦め(企画展めっちゃ見たかった涙)、チャリに跨って観光協会に逃げ帰った。下り坂で良かった。
この後、高崎駅で膝の痛みを食い意地で抑えて登利平の弁当といちごを買い、ひぃひぃ帰路についた。そして電車に揺られつつ群馬県を出てからの、埼玉~東京自宅間の記憶がまたしても失われているのなんでだろう。←
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