東日本大震災から今日で丸10年。

あの時、私は今の派遣先のグループ会社に勤務していました。

震源地から離れていた為、被災することはありませんでしたが、
震災の余波は大きく、度重なる余震と停電、物流の停滞があり、
日常生活に影を落としました。

最近は暖かい日も多いですが、あの年の今頃はまだまだ寒く、
停電ともなると暖を取るのにも一苦労。

輪番停電の対象地域になることもあり、定時と同時に会社を飛び出て、
停電の時間に間に合うように夕食や入浴の準備と
非常に慌ただしい日々を過ごしていたことが思い出されます。
お茶用のペットボトルに沸かしたお湯を入れ、
簡易のゆたんぽを作ってコタツの中に転がしておくなんてこともやっていました。



震災の記憶は時と共に薄れていきますが、風化しないように思い出す。
それってきっと大切なこと。
次の世代へと語り継いでいけたらと思います。

そして僅からながらでも被災地の為にできることをやっていけたら・・・。
 

 

 

色々あるけれど、それでも今、きちんと生活できている。

 その幸せに感謝して、日々を過ごしていきたいと思います。