過払い金請求の全盛期?というと数年前になるので、
今更感が半端ない話題ではありますが、
今後経験することは恐らく無いので書き残しておこうと思います。

過払い金請求というと消費者金融から借りていて・・・というケースが
有名?かと思いますが、私の場合はクレジットカードのキャッシング枠が該当しました。

テレビで盛んに過払い金請求のCMが流れていた頃、
薄っすら私にも過払い金があるのかも?とは思っていましたが、
金額が少なかったこと、完済※していなかったこと、
※完済していなくても過払い金請求はできます

何より

面倒だったこと

で実際に請求しよう!!というところまではいきませんでした。


それから2年ぐらいして完済しましたが、
その時には借入時から大分年月が経過していたこともあり、
既に時効では?という気持ちから、過払い金請求については見送ることに。

年月は更に流れ、すっかり過払い金のことなど忘れ去っていた今年の初夏。
舞い込んできたポスティング広告をきっかけに再考してみることになりました。
自分で過払い金請求することも可能ではありますが、
割ける時間が多くないこともあり、専門家を頼ることにしました。
(同じ案件でも取れる金額が素人より専門家の方が上という情報も有り)

流れとしてはこんな感じ↓
1.カード会社から取引履歴を取り寄せ
2.法務事務所へ相談
3.調査依頼
4.調査結果

ぶっちゃけ、1の取引履歴の取り寄せは専門家に丸投げすることも出来ます。
でも、取り寄せておいた方が調査期間が大幅に短縮されるので、
余程のことが無い限り、自分で取り寄せた方が良いと思います。

私は時効が気掛かりだったので、予め自分で確認したいと思い、
自分でカード会社にコンタクトを取って(ってもHPから書類をDLして記入し、送っただけ)
契約内容を含めた取引履歴を取り寄せました。

2週間ほどかかるとHPには書いてあったのですが、
実際は10日ほどで手元に来ました。

本人が請求すればMAXでも2週間で出る取引履歴ですが、
専門家が調査するとなると2~3ヶ月かかるとのこと。
(請求先によってはそれ以上かかるケースもあるようです)

取引履歴を取り寄せてから過払い金の計算(約2週間)となるので、
すべての調査結果が出揃うには早くても2ヶ月半ということに。

2ヶ月半も経ったら、モチベーションが下がりそうだし、
忘れそう・・・と思うのは私だけでしょうか?
何より調査費用もかかるところだと余計にお金がかかります

2の法務事務所はポスティング広告のところとは別。
ポスティングをするということはそれだけ費用がかかっているわけで、
依頼した場合、支払金額に広告費が上乗せされている懸念があったのでやめました。

私が依頼したところは過払い金をメインに取り扱っている法務事務所で
完全出来高制と余計な費用がかからないところを選びました。
実際、相談も調査も無料でしたし、調査依頼をする際の書類のやり取りも
すべて無料でした。
(郵便代も事務所持ち)

ちなみに電話相談の際に聞かれたのは以下の3点

・過払い金請求したい会社
・利用期間
・契約利率

この3点でざっくりと見通しが立つようです。
私の場合も恐らく過払い金が発生しているだろうとの言葉がありました。

とはいえ、明確な金額を出すためには調査が必要とのことで、
3の調査依頼に繋がります。

調査依頼は書面での提出が必要ということで、下記の書類を提出しました。

・調査同意書
・身分証明書

同意書は事務所から送られてきた書類にサインと捺印をしました。
身分証明書はコピーを。
(住所変更している場合や苗字が変わっている場合はそれを証明するものが必要になるようです。)
私は取引履歴が手元にあったので、それもコピーして同封しました。

事務所から書類が送られてきますが、
事務所名入りでもOKか?NGか?を聞いて下さるので、
家族と同居してるけど内緒にしたい・・・という場合も大丈夫です。

調査結果は調査依頼の書類を送ってからちょうど2週間後でした。
過払い金は発生していましたが、その金額が2万円未満。

10万円以下は引き受けできないとのことで、調査完了で終了という形になりました。

もともと借り入れていた金額が少なかったこと、
グレーゾーン金利に該当する期間が短かったこともあり、
やっぱりなーという感想でした。
2万円未満の金額を自分で請求となると恐らく赤字になるのでやりません。

今回、かかった費用はカード会社への取引履歴の請求代(書留代)のみです。

1点失敗したなーと思ったのは事務所の営業時間!
私のタイムスケジュールと合わな過ぎて連絡取るのに若干苦労しました。。。
(こちらが連絡可だと事務所はNGといった具合。逆も然り)

仕事をされている方であまり時間に自由が利かないという場合は
営業時間も考慮して選ばれることをおススメします。