先日、師匠が「ニキシー管を使ったラジオを手に入れた」と教えてくれました。
自分も欲しくなって、ニキシー管の時計を探して買ってみました。
時:分 → 秒:日 → 西暦年 → 月:日 → 時:分 と切替できます。
ニキシー管には、数字やアルファベットなどの形をした陰極がガラス管に納められていて、内部は水銀を添加したネオンガスが入っています。
電球は発光素子に電流を流すとそれ自体が発光しますが、ニキシー管は陰極の周りのネオンガスが発光します。
数字の場合、0から9までの10枚の陰極が重ねて入っているので、数字によって距離感が違います。
真空管に似た色と異なる距離感による独特の雰囲気があり、実用性のない今でも人気があるようです。
子供の頃のレジなんかは、ニキシー管で金額が表示されてましたねぇ。
あの独特の遠近感の光る数字が懐かしくて、ちょっと調べたら今でも手に入るんですね!
Amazonやヤフオクなどで、「ニキシー管 時計」で検索すると、あるわあるわ。
1万円以下のものは、ニキシー管なし、本体のみのものばかりです。
ニキシー管の生産は、1990年にストップしていて、現在入手できるものは殆どが旧ソ連製のストックのようです。
なので、球はやや稀少性もあり高いようです。
国内で買うと、球付きのものは13,000円から3万円くらいですかねぇ。
しかも中国から取り寄せばかりで、国内在庫のものは更に高い。。
どうせ中国から来るんなら、直接買ったほうが安いんじゃね?と思って AirExpress を漁ったら、¥6,300(送料込)でありました。
同じタイプの時計がたくさんありますが、LEDスイッチ、LEDの色や色数や、リモコン有無など仕様がバラバラなので、欲しい人は、AmazonでもヤフオクでもAirExpressでも、手の出しやすいところで好みに合うものを探してみてください。
自分は、リモコン無し(なくすからw)、LEDがオフれる、LEDに白色がある、ニキシー管が付属している、という条件です。

