"Jan Ray 沼" にハマるきっかけとなった中古クローンと本物の違い。
原因はオペアンプなんだろうな、と思うのですが。
クローン製作者によると「オペアンプは本物と比較して最適なものを選定」とあるし。。
でも、何使ってるかは全くわからない。。
販売目的で作ってるんだから、入手しやすい安価な現行品を使ってると思うんですよね。
何使ってるんでしょうね。。

モールドされてんですよね。。
覗いてみたくなりますね。。

むしちゃおうかな。。

えい!

案外ラクに取れるけど、プリントまで剥がれたようで型番不明。。

もしかしたらとストロボ
あてたら。。

読めた!



National Semiconductor LM1458N
国内でも手に入る汎用オペアンプで、値段は JRC4558D の3〜4倍します。
説明通り、コストに見合う範囲で一番良いと思うものを選んだんでしょうね。
やっぱオペアンプかぁ。。
と、テキトーな納得をしてケースに戻したら、サチュレーションのハウる現象がなくなった。

配線の位置やなにかでノイズが混入してたんですかねぇ。

自作するとこういうことが起こるのは理解できます。。

音も気のせいか良くなったようなwww
んんっ!これはこれでwwwJan Ray には LM1458 も良い!ということですね。
なんかもの凄く遠回りして、何を得たのかわからなくなってきましたwww

でもまぁこれで "Jan Ray 沼" から上がれたと思ってたんですよ。。
それから数日後。。
LM1458 はポール・コクレーン氏がオススメのオペアンプで、Timmy の特別バージョンで使用されてたと知りました!

「だからなんだ」って言われればそーなんですけどね。。
Timmy は Jan Ray よりも明るめでタイトなトーンといわれてます。
回路がほとんど同じだろうが、Jan Ray の方がスームスな音がする、というところに言い訳があったわけです。
ところが Jan Ray の発売以前から、スームスなトーンを求めるプレイヤーには LM1458 への交換をポール・コクレーン氏は勧めていて、実際に LM1458 の Timmy まで生産されていた、ということのようなのです。
2012/5/31
I decided to change the chip in the batch to the lm1458 for something a tiny bit smoother. It's in a socket, so it's easy to change it back to the stock 4559 if somebody wants. These will only be available from humbucker - they're getting the whole batch.
Timmyユーザーにとって、このオペアンプ交換はポピュラーな改造らしいです。
あれれ。。ってことは、はじめからマジック6ペダルはあったのか。。。???
なんか、まるで非生産的な沼にハマった気がする。。
しかも、これ以上長居すると消されてしまうのではないだろうか。。
