初心者にとっては、回路図って言われるだけで、結構構えちゃいます。
ギターの配線図と大きく違うのは、
・ ギターから発信されてスピーカーから音になるまでの電気信号が流れる道
・ 真空管などの部品を稼働させるための電気を導く道
この2種類の配線が一つの図に書きこまれてるので、これを見極められればなんとなく仕組みが理解できます。
本の題材である Champ の場合、プリ菅2つとパワー菅1つに、GAIN(Volume) コントロールという構成です。
無理やりな例えで玄人さんから怒られるかもしれませんが、、、
ACアダプター = トランス
バッファとブースターペダル = プリ菅
ボリュームペダル = GAIN(ボリューム)
オーバードライブペダル = パワー菅
パワー菅をオーバードライブに例えるのは問題アリかもしれませんが、とにかくペダルに置き換えます。
で、これをエフェクターボードに見立てると。。

赤い線が、エフェクター(真空管)を稼働させる電気を供給する線。
青い線が、ギターの音声信号の線。
エフェクターを使う人なら誰でも一目でわかる絵ですよね。
今の私のレベルでは、回路図をこうして見ています(笑)
ただ、真空管アンプの場合、赤と青の線を1本で共有してる箇所があったりして。。
そこから音声信号だけを取り出したりとか。。
電源をバイパスしたりとか。。
そのためにコンデンサーや、抵抗などの特性が利用されてたり。。
真空管の仕組み、コンデンサーや抵抗の特性を抑えつつ、回路図の線を赤と青に見分けていけば、エフェクターボードと変わらんな、と。
大いなる誤解をしてるかもしれませんが(汗)
まだ、どこに何ボルト、何アンペアが流れてるなどの数値計算できるこまでは行けてませんが、とりあえず電流、電圧、直流、交流は意識して見れてる気がしてます(笑)。
で、目的の JTM45 の回路図を見てみると、なんと同じ要領である程度読めるんですよ!(喜)