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昨日は八尾市総合体育館メインアリーナでWING12大阪東部空手道選手権大会八尾市長杯が開催され、大空會から4名の拳士が出場しました。

 

本部直轄道場からは選手クラスの3名の拳士が出場し、来年の全日本ジュニア選手権の権利取得する事は叶いませんでしたが、それぞれに稽古してきた事を発揮して大健闘でした。

 

◆試合内容

 

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【HAYATO】

 

先陣はHAYATO。あと一歩の悔しい試合が続いたHAYATOですが、今大会は初戦から得意技が決まり、1回戦は開始早々に技を決めて合わせ一本勝ち、2回戦は技有りを取って本戦判定勝ち、3回戦は延長戦で技有りを奪うも後半に技有りを取られ、残り僅かな時間で気迫で前に出て勝利。準決勝では試合巧者の相手に自分の組手が出来ず、挽回しようと攻め込むも注意も取られて判定負け。3位となりました。ウォーミングアップの動きでは調子が良い感じでは無かったですが、それでもここまでの組手が出来たのは悔しい思いを沢山経験しながらも、道場で一層厳しい稽古を一生懸命に頑張ってきた賜物です(※本人は厳しい稽古とはあまり思っている感じではないのが強さの秘訣かもしれません)。稽古で培ってきた部分が発揮された一方で、課題点はまだまだあるので、これからの稽古で引き続き取り組んでいきましょう。

 

 

 

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【MINATO】

 

HAYATOと同クラス出場のMINATO。昨年は同大会で3位入賞になりましたが、今年は初戦から動きの硬さもありましたが、稽古してきた突きと回り込みで延長判定勝ち。2回戦も延長戦へ突入、互いに譲らない打ち合いの中で相手選手の注意もあって判定勝ち。準決勝もお互いに下がらない乱打戦となり、徐々にペースを握っていったMINATOが本戦判定勝ち。決勝戦は試合巧者の相手に一進一退の試合内容でしたが、終盤で攻めきれずに判定負け。準優勝となりました。先に書いた通り、立ちあがりの組手の動き自体は硬さがあったものの試合をするにつれ徐々に調子を上げていけた事は今後の試合への臨み方で良い経験になったのではと思います。接戦を勝ち上がっていく強さは選手クラスの稽古テーマでしたが、延長戦を続けて制した強さは、MINATOが稽古で頑張ってきた成果の一つだと思います。稽古では疲れていても姿勢を崩さないMINATO。頂点まであと僅かだった悔しい気持ちを糧にして、また前をしっかりと見据えて頑張りましょう。

 

 

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【SATOSHI】

 

強豪道場の茶帯選手との対戦でしたが、相手の攻撃に対して技をしっかりと返して本戦引き分け。延長戦も積極的に攻勢を仕掛けるも一歩及ばずに初戦敗退となりました。結果は初戦敗退となりましたが、これまでの試合同様に少しずつ実力をつけていいるのと、今回は特に積極的に技を出していく点で良かったと思います。そしてフィジカル向上にも努めてきた成果で、後半もしっかり動けるようになってきました。試合直後や帰る時も本部席まで「ありがとうございました!」と挨拶に来てくれましたが、稽古でもハードなメニューを志願したりで精神的な強さが少しずつ身に付いてきました。負けても堂々とした態度をとることも強さです。これまでやってきた事に自信を持ってまたこれからも積み重ねていきましょう。

 

 

東淀川道場からはHANAが選抜クラスに出場して準優勝という結果でした(試合後に応援に駆けつけてくれた皆と)

 

レベルが高い試合の中で勝ち上がっていくのは、並大抵の事ではありません。その中で出場した四拳士はそれぞれ、沢山の出場者がいるタフなトーナメントで、または格上の選手との対戦、階級をあげて大きな相手との対戦など、厳しい環境でみんな本当に良く頑張りました。

 

頂点を目指していただけあって、皆一様に悔しい表情でしたが、全日本を目指す、また全日本上位を目指す拳士は目標を高く、勝敗だけで一喜一憂せず、試合内容も厳しい視点で振り返る事も必要です。

 

これまで稽古してきた内容や意識をもう一段上げて、さらなる稽古でまた頑張りましょう!

 

最後に大会を主催された宮崎道場・宮崎先生、審判やスタッフの皆様ありがとうございました。

 

応援に駆けつけて頂いた保護者の皆様、拳士の皆さんありがとうございました。そして引率のユリ先生、審判も兼務して大忙しだったヤマグチ先生お疲れ様でした。

 

次回の大会出場予定は来月に宝塚で開催される全関西大会です。また応援よろしくお願いします。

 

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ダイヤオレンジ大会入賞者ダイヤオレンジ

 

ゆめみる宝石準優勝…MINATO (旭)、HANA (東淀川)

 

コイン3位…HAYATO (茨木)