全国の部屋に隠していたエロ本を母親に見つかり机の上に置かれた皆さん、こんばんは。
今日はそんな皆さんの悩みを共有する私の恥ずかしいお話です。
中学生の頃のエロ本入手手段は主に以下の通りだと思う。
①友達の家に置いてあったエロ本をこっそり持ち帰る
②通学途中に偉大な先人の残したオーパーツ発見
③ゴミ捨て場を定期的に徘徊
私はこのような手段で入手していたのだが
隠し場所に悩むものだ。
一時期はマンションの駐車場に隠していたのだが
楽しみにしながら隠し場所に行ったら無くなっていてものすごい悲しく
家に帰った私に母は息子が苛められて帰ってきた!と思ったそうな。
そんな事もありきで今度は部屋に隠すことに。
しかし、部屋に隠すのはとてもリスクが高い。
ただでさえうちの母は掃除をしまくる。
これには頭を痛めた。
王道のベッドの下に隠そうかとも思ったが、それでは結果が見えすぎている。
まるで未来が見えるかのような鮮明なビジョンが脳裏に浮かぶ。
だめだ。
じゃあどこに?
ここで私は木を隠すなら森作戦を決行する。
この場合、木は本。それも雑誌類が好ましい。
そこで私は毎週購買しているジャンプの中に潜ませることにした。
少年達の愛と勇気が詰まったジャンプの中に
子供たちに希望を与えるジャンプの中に
煩悩の塊であるエロ本を隠したのだ。
これは普通に考えられることではない。
私はその隠し場所に大変に満足し、それからの日々を過ごした。
しかし、平穏な日々は長くは続かなかった。
前記した通り、私の母は掃除をしまくる。
その日の母はいつもと何かが違った。
たまったジャンプを処分しよう。
そう思ったらしい。
そして息子の秘蔵のエロ本を見つけてしまったのだ。
母は一体どう思っただろう。
男の子だもん、覚悟していたわ。。。
とか思ったのだろうか?
私はそんな事件が起こっていることなど露知らず
友達の家でゲームをしていた。
そこに入る母からの着信。
なんだろう?と思いながらも出ると
母「あんたの部屋からエッチな本を見つけたんだけど!」
私「・・・!!??????」
母「捨てようかと思ったんだけどパパが○○(私)に確認しないとダメだ!とか言ってるからさー!」
父の男気に泣きそうになった。
息子との付き合いが分からないようで、常に微妙な距離感の私と父。
こんな所でそんな気をきかせてくるとは思わなかった。
ここで捨てるなよ!!!とか言ったら
お前どんだけエロ本に執着してるんだよと思われかねない。
たとえ秘蔵のエロ本だろうと手放さなければならないのだ。
私は「・・・捨てろよ・・・」としか言えなかった。
完敗だった。