ドル/円  : 88.11
 ユーロ/ドル:  1.3065
 ユーロ/円 :115.15   (NY17:00)
 
 為替は円安ユーロ高が進行。米雇用統計で失業率がやや上昇したことを受け、前日にFOMC議事録を受けて浮上したFRBによる債券買い取りプログラムの早期中止観測が後退、投資家のリスク志向が改めて高まる中でユーロを買う動きが加速した。ドル/円は東京から買いが優勢、87円台後半まで値を伸ばしての推移となった。ロンドンに入ると改めて買いが加速し88円台まであっさりと上げ幅を拡大。NYでは雇用統計発表後に87.60円まで売りに押し戻される場面が見られたものの、中盤にかけては改めて買い意欲が強まり、結局は88円台を回復して取引を終了した。
 
 ユーロ/ドルは東京では1.30ドル台前半での推移。午後に1.30ドル台半ばまで値を伸ばす場面も見られたが、その後売りに押し戻されロンドンでは1.30ドルをやや上回るあたりでの推移となった。NYでは雇用統計の発表を受けて買いが集まり1.30ドル台半ばまで上昇。午後遅くには一段高、一時1.3090ドルに迫る場面も見られた。ユーロ/円は東京では114円台前半から半ばでの推移。ロンドンに入ると114円台後半までレンジを切り上げた。NYでは雇用統計を受けていった売りに押し戻されたものの、中盤にかけては改めて買いが加速、午後からは115円台まで値を
伸ばしての推移となった。
 
 東京からロンドン市場にかけては、前日のFOMC 議事録を受けてFOMC内に予想以上にタカ派が多いとの見方が浮上したことを背景にドル高が進行。しかしNY朝に発表された雇用統計で、失業率が僅かながら上昇したことで、やはり緩和策は今後も続くとの見方が強まる格好となり、今度はユーロに投機的な買いが集まる展開となった。ドル/円の方は雇用統計を受けて一旦売りに押し戻されたものの、最後は88円台と日中高値近辺まで回復して終了。このあたりは、日銀の追加緩和観測が円売り材料として根強く残っている証拠だろう。
 
 目先はこうした日米欧それぞれの材料が交錯する中、どれに市場が一番大きく反応するのかが鍵を握ることになると思われるが、基本的にはドル高の進行を軸において考えたい。FOMC議事録で2013の年末より前に今の債券買い取りプログラムをスローダウン、あるいは中止するのが適切との意見が複数のメンバーから出てきたことの意味は、やはり大きいと考える。特にその理由が景気動向ではなく、FRBのバランスシートの拡大に対する懸念というところが大きい。このまま債券の買い取りを進めれば、景気の動向に関わらずバランスシートは確実に膨らんでいく。この先改めて景気減速が進んだとしても、こうした理由を挙げてしまった以上、積極的に量的緩和策を進めることは難しくなるのではないか。そうしたものが今後のFOMC声明やFED高官の発言などに表れるようになってくれば、当然ながらドルを買う動きにつながる事になるだろう。  
 一方、欧州については、このところ市場の注目が集まらなくなっているが、状況が大きく好転したわけでは決してない。スペインやイタリア国債のイールドは順調に低下しており、以前ほど債務に対する不安は高まっていないのは確かだが、一方で景気減速の問題の方は簡単に解決するものではない。高債務国が緊縮財政を強いられる中、2013年も欧州圏の経済がマイナス成長となる可能性は十分にあるし、それを阻止するためにもECBは積極的な緩和策を取らざるを得なくなるだろう。今のところは日銀の追加緩和が注目されているが、今後の市場に対するインパクトを考えれば、ECBの動向に注目するべきだし、恐らくはそうした方向に流れが出来上がっていくだろう。ユーロはこれまで投資家のリスク志向の高まりという、あまり当てには出来ないものを手掛かりに買い進まれていただけに、状況が変われば値を下げるのも速いはずだ。

(よそうかい.com)

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[1月7日からの1週間の展望]
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   週間高低(カッコ内は日)       12 月 31 日~ 1 月 4 日
       始 値  高 値    安 値  終 値  前週比
ドル・円   85.89 88.40( 4) 85.67(31) 88.13 +2.17
ユーロ・ドル 1.3217 1.3300( 2) 1.2997( 4) 1.3080 -0.0136
======================================
国内株・金利/米国株・金利
終 値  前週末比            終 値  前週末比
日経平均株価 10,688.11 +292.93 東京長期債先物  143.32 -0.33
ダウ平均株価 13,435.21 +497.10 米長期金利 1.899 +0.199
======================================
*国債先物は2013年3月限。米国長期金利は10年物国債。
======================================
<来週の主要経済統計等>
7日  ユーロ圏11月生産者物価指数
    カナダ12月Ivey購買部協会指数
8日  豪11月貿易収支
    独11月貿易収支・独11月経常収支
    ユーロ圏11月小売売上高指数・ユーロ圏11月雇用統計
    独11月製造業受注指数
9日  豪11月小売売上高
    英11月貿易収支
    独11月鉱工業生産指数
10日 豪11月住宅建設許可件数
    日本11月景気動向指数
    英中銀(BOE)政策金利
    欧州中央銀行(ECB)政策金利
    米新規失業保険申請件数
11日 日本11月経常収支
    中国12月消費者物価指数・中国12月生産者物価指数
    英11月鉱工業生産指数・英11月製造業生産指数
    カナダ11月貿易収支
    米12月輸入価格指数
    米11月貿易収支
    米12月財政収支
---------------------------------------
【前回のレビュー】今後の日銀の金融政策は一段と緩和的な動きとなることが見込まれ、ドル・円は引き続き緩やかに上値を追う展開となりそうとした。ユーロ・ドルは底堅い動きとなりそうで、1ユーロ=1.30~1.33ドル台での推移が見込まれるとした。
    
【日銀の動きに注目】
 今年は、年初はまず政府の動きや株価とともに、日銀の動きに注目が集まりそうだ。昨年の総選挙の前から、日銀には政府から強いプレッシャーがかけられており、1月21~22日に開催される金融政策決定会合で、どのような動きに出るかが注目され
る。
  
 日銀の昨年の動きを見る限り、米連邦準備理事会(FRB)や欧州中央銀行(ECB)と比べて、積極的に動こうという意志が感じられなかった。ECBのドラギ総裁は「ユーロを守るためにどんなことでもする」、FRBは失業率の改善を目標に掲げるなど、金融不安の改善、景気回復などへ中央銀行が積極的に動く姿勢を示した。最近は改善に向かっているようだが、昨年の日銀はアナウンスメント効果を軽視しており、「金融政策には限界がある」といった「できない言い訳」を探すことに終始しているように感じられた。
  
 政治的な圧力も高まっており、おそらく1月の日銀金融政策決定会合では、物価上昇率目標(インフレターゲット)2%を掲げざるを得ないだろう。1月の会合でも従来のような「傍観者」の姿勢を貫くようなら、4月の白川総裁の任期切れの前に日銀法の改正へ向けた動きが具体化するとみられる。   
 金融政策とともに政府には財政出動による景気対策が求められている。日銀によるインフレターゲットの設定や一段の金融緩和、政府の財政出動による景気の下支え、貿易収支の赤字基調の継続などにより、円売りの流れは継続しそうだ。また、米国の「財政の崖」が回避されたことで米長期金利が上昇しており、ドル・円は緩やかに上昇を続けて、1ドル=90円へ向けて上昇する展開が見込まれる。
  
 今後の経済指標やイベントとしては、7日にユーロ圏11月生産者物価指数、8日に豪11月貿易収支、独11月貿易収支、ユーロ圏11月小売売上高指数、ユーロ圏11月雇用統計、独11月製造業受注指数、9日に豪11月小売売上高、英11月貿易収支、独11月鉱工業生産指数、10日に豪11月住宅建設許可件数、日本11月景気動向指数、英中銀(BOE)政策金利、欧州中央銀行(ECB)政策金利、米新規失業保険申請件数、11日に日本11月経常収支、中国12月消費者物価指数、中国12月生産者物価指数、英11月鉱工業生産指数、米12月輸入価格指数、米11月貿易収支などがある。

【米国では量的緩和を想定より早期に解除?】
 米国では、大型減税の失効と歳出削減が同時に起きる「財政の崖」は何とか回避された。その動きを受けて、リスクオンの動きとなり、米国株は大きく上昇した。ただ、3日に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録では、複数の委員がこれまでの資産買い入れで米連邦準備理事会(FRB)のバランスシートの規模の拡大に懸念を表明していることが明らかになった。量的緩和措置が従来の想定よりも早く見直されるとの思惑から、ドル買いの動きにつながった。この結果、ドル・円は上昇、ユーロ・ドルは下落している。
  
 米国の経済指標はまちまちながら、それほど悲観的なものはない。一方、ユーロ圏では12月の製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値が46.1となり、速報値の46.3から下方修正されるなど、ユーロ圏全般の景気動向はさえない。ユーロ圏のPMIは好況と不況の分かれ目である50を下回っており、米国で12月のISM製造業景況指数が50.7となり、前回の49.5から上昇したのとは対照的だ。なお、4日の12月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が前月比15.5万人増となり、事前予想の15.3万人増を上回るなど雇用情勢も改善傾向を示している。
  
 米長期金利が「財政の崖」回避で上昇しており、ユーロよりもドルが買われやすい状況となっている。ただ、「崖」からの転落は2カ月間凍結されたものの、今後、米国では財政再建策や債務上限の引き上げなどの問題を決着させる必要があり、一方的にドル高が進む状況でもないとみられる。このため、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.28~1.33ドル台でのレンジ相場が続きそうだ。

(オーバルネクスト 東京/佐藤昌彦)
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新年明けまして、おめでとうございます。
 今年も一年間、よろしくお付き合いくださいますようお願い致します。

 東京ゴム新年大発会は、暴騰スタートを切った。
 東京円相場が87円台後半への円安となり(その後、88円台に円安)、東京株式相場が大幅高となった。さらに東工取市場の石油相場が大幅続伸、貴金属相場も大幅に値を上げたことと、ゴム独自としては前年大納会にかけて続伸していた基調を受け継ぐ展開となった。
 各限月が前年大納会に比べて5.6~10.0円の急伸となって寄り付き、その後に前日比8~10円前後高まで上げる相場になった。
 しかし、午前の早い時間の相場で高値を付けたあとは買い警戒人気の台頭や、利食い売りなどが出て反落し、その後は売り買いが交錯してもち合い商状となって推移した。
 結局各限月は前日比5,0~6.3円高で引けた。
 全限月が新年早々から、一代高値を更新する相場になった。

 この日の出来高は18,304枚となり、日中取引としては最近の最高を記録した。
 取組高は31,164枚となって直近の最高水準に増えてきた。5月限は8,008枚に減少したが、6月限は15,502枚へ増加した。
 出来高が増えて取組高も増えるという商状は、現在の相場スケールが大型化したことを示しているが、この商状が2~3日続くことになれば『過熱感』を警戒しなければいけなくなる。

 先限日足チャートは、上放れて、下カゲを引いた陰線になった。高値からかぶせられた、少し長い陰線であり、近々にこの高値を上回わらなかれば、目先の相場のリズムが変わる可能性もある。
 新高値を追い続けている相場であるが、チョット警戒しなければいけな意場面を迎えたかと思っている。
 他商品高や円安などに、振り回されないように気をつけたい。
 もちろん飛び付き買いは、しないようにしなければいけない。

 なお夜間取引で日中取引の高値を更新した。先限が313.4円高値を付けた。
 出来高が4,398枚で、5月限が1,254枚、6月限が2,869枚。
 チョット過熱感の様相を強めた格好であり、目先の動きに注意したい。

☆オスマンさん 
【USD/JPY】ドルは、87.54円まで上伸した。FOMC議事録で資産購入の早期打ち止めに関する言及が確認されたことを受けて、本日はドルサイド主導で更にドル買い・円売りを進める動きが優勢になっている。

【EUR/JPY】ユーロは、114.08円まで下落した。特にユーロに目立ったネガティブ材料は見当たらなかったが、米債務問題の蒸し返しなどからユーロ関連株も総じて下落しており、つれてユーロに対しても買い玉整理の動きが優勢になっている。独10年債利回りは2ヶ月ぶりの高水準に。

【AUD/JPY】豪ドルは、91.56円とほぼ横ばい。特に目新しい材料は見当たらず、ポジション調整中心の小動きに。米財政協議の先行き不透明感を蒸し返す動きも見られるが、豪ドルに関しては大きな動きは見られなかった。

【GBP/JPY】英ポンドは、140.65円まで下落した。ユーロ相場の軟化につられ、ポンドに対しても調整売りが先行した。英10年債利回りは昨年5月以来の2%台乗せとなるも、特に材料視されていない。

【EUR/USD】ドルは、対ユーロで1.3037ドルまで上伸した。FOMC議事録で資産購入の終了について言及が行われていたことが材料視され、ドルの買い戻しが先行した。QE3の終了時期がマーケットの想定よりも前倒しされるリスクが警戒される。
 [12月17日からの1週間の展望]
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   週間高低(カッコ内は日)       12 月 10 日~ 12 月 14 日
       始 値  高 値    安 値  終 値  前週比
ドル・円   82.41 83.96(14) 82.12(10) 83.76 +1.27
ユーロ・ドル 1.2905 1.3115(14) 1.2881(10) 1.3104 +0.0177
======================================
国内株・金利/米国株・金利
終 値  前週末比            終 値  前週末比
日経平均株価 9,737.56 +210.17 東京長期債先物  144.30 -0.31
ダウ平均株価 13,170.72 +15.59 米長期金利 1.729 +0.108
======================================
*国債先物は2013年3月限。米国長期金利は10年物国債。
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<来週の主要経済統計等>
17日 英12月ライトムーブ住宅価格
    ユーロ圏10月貿易収支
    米12月NY連銀製造業景気指数
    米10月対米証券投資
18日 英11月生産者物価指数・英11月消費者物価指数・英11月小売物価指数
    米第3四半期経常収支
19日 NZ第3四半期経常収支
    豪10月ウェストパック先行指数
    日本11月貿易収支
    日本10月景気動向指数
    ユーロ圏10月経常収支
    独12月ifo景況感指数
    英金融政策委員会(MPC)議事録
    カナダ10月卸売売上高
    米11月建設許可件数
20日 NZ第3四半期国内総生産(GDP)
    日銀金融政策決定会合・政策金利
    スイス11月貿易収支
    独11月生産者物価指数
    カナダ10月小売売上高
    米第3四半期国内総生産(GDP)確報値・米第3四半期個人消費・確報値
    米新規失業保険申請件数
    米12月フィラデルフィア連銀景況指数
    米11月中古住宅販売件数
    米10月住宅価格指数
    米11月景気先行指数
21日 英第3四半期国内総生産(GDP)確報値
    カナダ11月消費者物価指数
    米11月耐久財受注
    米12月ミシガン大学消費者信頼感指数
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【前回のレビュー】日銀による金融緩和期待は根強いものの、米国の「財政の崖」への警戒感に相殺されて、ドル・円は1ドル=81~83円台でのレンジ相場が見込まれるとした。ユーロ・ドルは1ユーロ=1.28~1.31ドル台での推移となりそうだが、景気悪化で戻りは売りに押されやすい展開になるとした。
    
【衆院選の結果と日銀の対応に注目】
 11~12日の米連邦公開市場委員会(FOMC)では、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0~0.25%に据え置いた。9月に導入された月額400億ドルの住宅ローン担保証券(MBS)の買い入れを継続する。さらに今年末で期限を迎えるツイストオペ(短期債を売却して、それと同額の長期例を購入するオペレーション)の代わりに、月額450億ドルの国債を買い入れる新たな債券購入プログラムを打ち出した。また、失業率が6.5%を下回るまで超低金利政策を続ける方針を決めた。
  
 米国の株式市場では好意的に受け止められているものの、大型減税の失効と歳出削減が同時に起きる「財政の崖」への警戒感から、米国株は上値重く推移している。米国債はFOMCの後、10年債が売られて利回りが上昇した。新たな国債買い入れを想定して、先回りして国債を買っていた向きの利益確定売りなどに押されたようだ。
  
 日本国内では16日に衆議院選挙を控えており、そうした中、円売りの動きが加速している。各種メディアの報じるところでは、自民党が単独過半数を獲得する勢いで、自民・公明で合わせて300議席を上回るとの観測も出ている。自民党が勝利して、安倍総裁が総理となれば、日銀に対して一段と金融緩和圧力がかかるとみられることが、円売りの背景にあるようだ。自民党の支持率上昇は、国民の間で円高の克服への期待感が大きかったことの表れだろう。
  
 なお、現在の円売りは、日本の貿易収支が赤字基調に転じたという事情もあるが、日銀の一段の追加緩和への期待感によるところが大きい。これは日本サイドの事情によるものだ。ドル・円は米国の長期金利との連動性が高いが、米国では「財政の崖」への警戒感から米長期金利は目立って上昇していない。長期的に円安が継続するには、米国の景気回復と米長期金利の上昇が必要となりそうだ。
  
 衆議院選挙と19~20日の日銀金融政策決定会合が注目される。「自民党の圧勝、日銀への追加緩和期待の高まり」となれば、ドル・円は年初来高値である3月15日の高値84.18円や85円を試す展開が見込まれる。今月の日銀による追加緩和の規模が小さいものであっても、来月以降は政権が交代していることから、1月にはさらに大胆な緩和策への期待が広がりそうだ。
  
 今後の経済指標やイベントとしては17日ユーロ圏10月貿易収支、米12月NY連銀製造業景気指数、18日英11月消費者物価指数、19日日本11月貿易収支、日本10月景気動向指数、独12月IFO景況感指数、英金融政策委員会(MPC)議事録、米11月建設許可件数、20日日銀金融政策決定会合・政策金利、英11月小売売上高指数、米第3四半期国内総生産(GDP)確報値、米新規失業保険申請件数、米12月フィラデルフィア連銀景況指数、米11月中古住宅販売件数、米11月景気先行指数、21日英第3四半期国内総生産(GDP)確報値、米12月ミシガン大学消費者信頼感指数などがある。
  
【ギリシャへの融資を承認】
 ユーロ・ドルは堅調に推移している。11日に発表された独12月ZEW景況感調査が予想外のプラスだったこと、ギリシャの国債買い戻しが順調に進んだこと、スペインの銀行の支援資金として欧州安定メカニズム(ESM)から400億ユーロの支払いが実行されたことなどから、ユーロ圏の景気や債務問題への警戒感が後退したことが背景にある。
  
 ギリシャの国債の買い戻しについては、ドイツや国際通貨基金(IMF)が成功したとの評価を示している。13日のユーロ圏財務相会合では、ギリシャに対して来年3月末までに491億ユーロの融資を承認した。このうちの343億ユーロは数日中に支払われる見通し。なお、融資は欧州金融安定ファシリティー(EFSF)から実施される。
  
 また、欧州連合(EU)財務相理事会では、14時間にも及ぶ協議の末、銀行監督の一元化で合意した。欧州中央銀行(ECB)が大手の150~200行を直接監督、それ以外の銀行は各国当局が監督する。ただし、問題が発覚した場合は、ECBは
6000行すべてに介入する権限を持つ。ECBによる銀行監督の開始は2014年3月となる見通し。このため、今後の危機の再発防止には役立つものの、すでに経営状態が悪化している南欧諸国の銀行救済には活用できないといった問題点が指摘されている。
  
 ユーロ・ドルは欧州債務問題への警戒感が後退したことなどから、1ユーロ=1.30~1.31ドルを中心に底堅い動きを続けそうだ。ただ、ユーロ圏の景気動向は悪化傾向が続く可能性が高いことから、1ユーロ=1.32ドルを超えて上昇を続け
るのは難しいとみられる。
                     (オーバルネクスト 東京/佐藤昌彦)




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午後6時9分時点の主要通貨は下記の通り。
  
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円       81.25 - 0.16 (- 0.20%) 81.44 / 81.14
ユーロ・ドル     1.2793 - 0.0021 (- 0.16%) 1.2818 / 1.2765
ポンド・ドル     1.5909 0.0000 ( 0.00%) 1.5923 / 1.5892
ドル・スイス     0.9417 + 0.0017 (+ 0.18%) 0.9429 / 0.9397
ドル・カナダ     0.9973 + 0.0010 (+ 0.10%) 0.9976 / 0.9958
豪ドル・ドル     1.0401 - 0.0011 (- 0.11%) 1.0425 / 1.0394
NZドル・ドル    0.8174 - 0.0027 (- 0.33%) 0.8202 / 0.8169

ユーロ・円      103.94 - 0.38 (- 0.36%) 104.33 / 103.68
ポンド・円      129.25 - 0.27 (- 0.21%) 129.53 / 129.03
スイス・円      86.28 - 0.33 (- 0.38%) 86.63 / 86.06
カナダ・円      81.46 - 0.26 (- 0.31%) 81.73 / 81.37
豪ドル・円      84.48 - 0.29 (- 0.34%) 84.79 / 84.35
NZドル・円     66.40 - 0.35 (- 0.53%) 66.76 / 66.29

ユーロ・ポンド    0.8042 - 0.0014 (- 0.17%) 0.8057 / 0.8027
ユーロ・スイス    1.2047 + 0.0004 (+ 0.03%) 1.2054 / 1.2036
ポンド・スイス    1.4981 + 0.0027 (+ 0.18%) 1.4997 / 1.4952
--------------------------------------
【場況】
 欧州外為市場序盤は、ユーロ売りがやや優勢となっている。フランス国債の格下げを嫌気してユーロ売りで始まった後、一度はユーロ買いとなったが、再びユーロ売りが優勢となっている。ユーロ・ドルは1ユーロ=1.27ドル台後半、ドル・円は1ドル=81円台前半、ユーロ・円は1ユーロ=103円台後半で取引されている。
                            
 ドル・円は、81円台前半で推移している。特に目立った材料が見当たらないなか、東京時間の中盤から81円台前半で小動きとなっている。
               
 ユーロ・ドルは、1.27ドル台後半で取引されている。欧州早朝勢は、東京時間の朝方に米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスがフランス国債の格付け引き下げたことを受けて、ユーロ売りから参入。1.2800ドル付近から1.2775ドル近辺に下落。その後は、特に材料がないなか1.28ドル台前半まで戻したが、再度売られ1.27ドル台後半に軟化している。

 ユーロ・円は、103円台後半で推移している。欧州早朝勢の売りを浴びて104円付近から103円台半ばに下落。その後104円前後に戻すも、再度売られ103円台後半で取引されている。
   
 市場からは「ドル・円は、海外勢の買い意欲が強いので、簡単には買い方は投げないだろう。ただ今回の安倍自民党総裁ネタの賞味期限は長くても12月16日までだろう。82円突破に時間がかかるようだと、賞味期限はさらに短縮する」(ディーラー)との指摘があった。
  
 東京時間午後6時9分現在では、ドル・円は1ドル=81.25円前後、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.2793ドル近辺、ユーロ・円は1ユーロ=103.94円前後で取引されている。
                          (オーバルネクスト 東京)





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午後6時17分時点の主要通貨は下記の通り。
  
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円       81.27 - 0.05 (- 0.06%) 81.59 / 81.13
ユーロ・ドル     1.2778 + 0.0035 (+ 0.27%) 1.2787 / 1.2730
ポンド・ドル     1.5902 + 0.0019 (+ 0.12%) 1.5924 / 1.5881
ドル・スイス     0.9433 - 0.0022 (- 0.23%) 0.9475 / 0.9427
ドル・カナダ     0.9996 - 0.0016 (- 0.16%) 1.0018 / 0.9992
豪ドル・ドル     1.0377 + 0.0038 (+ 0.37%) 1.0385 / 1.0336
NZドル・ドル    0.8140 + 0.0013 (+ 0.16%) 0.8148 / 0.8111

ユーロ・円      103.84 + 0.24 (+ 0.23%) 104.11 / 103.26
ポンド・円      129.23 + 0.08 (+ 0.06%) 129.73 / 128.98
スイス・円      86.15 + 0.15 (+ 0.17%) 86.39 / 85.74
カナダ・円      81.31 + 0.09 (+ 0.11%) 81.56 / 81.12
豪ドル・円      84.34 + 0.27 (+ 0.32%) 84.51 / 83.98
NZドル・円     66.15 + 0.08 (+ 0.12%) 66.35 / 65.99

ユーロ・ポンド    0.8035 + 0.0013 (+ 0.16%) 0.8038 / 0.8012
ユーロ・スイス    1.2054 + 0.0007 (+ 0.05%) 1.2057 / 1.2043
ポンド・スイス    1.5001 - 0.0014 (- 0.09%) 1.5055 / 1.4998
--------------------------------------
【場況】
 欧州外為市場序盤は、対ユーロや対豪ドルでドル売り優勢となっている。米国の「財政の崖」への懸念がやや薄らぎ、リスク回避ムードが後退するなか、対ユーロや対豪ドルでドル売りが優勢になっている。ドル・円は1ドル=81円台前半、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.27ドル台後半、ユ-ロ・円は1ユーロ=103円台後半で取引されている。
                            
 ドル・円は、81円台前半で推移している。東京市場では朝方に日銀への政治的な金融緩和圧力が強まるとの観測を背景に円が売られ、4月25日以来の高値水準となる81.59円まで一時上昇したあと、利益確定の円買いの動きで81円台前半に軟化した。欧州市場に入ってからは81円台前半でのもみ合いとなっている。
              
 ユーロ・ドルは、1.27ドル台後半で取引されている。米国の「財政の崖」への懸念がやや薄らぎ、リスク回避ムードが後退するなか、買いが優勢になり、一時1.2787ドル近辺まで上昇した。

 ユーロ・円は、103円台後半で推移している。東京市場の朝方に日銀への政治的な金融緩和圧力が強まるとの観測から円売り優勢になるなか、10月25日以来の高値水準となる104.11円近辺まで一時上昇したが、その後は103円台後半から103円台半ばでもみ合っている。
  
 市場からは「ドル・円は、日銀の追加金融緩和の可能性をかなり織り込んできている様子で、日銀の追加金融緩和観測だけでは、ここから大きく上値を伸ばすのは難しいのでは」(ディーラー)との指摘があった。
  
 東京時間午後6時17分現在では、ドル・円は1ドル=81.27円前後、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.2778ドル近辺、ユーロ・円は1ユーロ=103.84円前後で取引されている。
                          (オーバルネクスト 東京)





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--------------------------------------
午前11時7分時点の主要通貨は下記の通り。
  
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円       81.32 0.00 ( 0.00%) 81.59 / 81.20
ユーロ・ドル     1.2761 + 0.0018 (+ 0.14%) 1.2763 / 1.2730
ポンド・ドル     1.5912 + 0.0029 (+ 0.18%) 1.5916 / 1.5881
ドル・スイス     0.9446 - 0.0009 (- 0.10%) 0.9475 / 0.9442
ドル・カナダ     1.0003 - 0.0009 (- 0.09%) 1.0018 / 1.0001
豪ドル・ドル     1.0371 + 0.0032 (+ 0.31%) 1.0374 / 1.0336
NZドル・ドル    0.8129 + 0.0002 (+ 0.02%) 0.8148 / 0.8111

ユーロ・円      103.77 + 0.17 (+ 0.16%) 104.11 / 102.78
ポンド・円      129.39 + 0.24 (+ 0.18%) 129.73 / 128.98
スイス・円      86.09 + 0.08 (+ 0.09%) 86.39 / 85.74
カナダ・円      81.29 + 0.08 (+ 0.10%) 81.56 / 81.18
豪ドル・円      84.33 + 0.26 (+ 0.30%) 84.51 / 83.98
NZドル・円     66.10 + 0.03 (+ 0.04%) 66.35 / 65.99

ユーロ・ポンド    0.8020 - 0.0003 (- 0.03%) 0.8027 / 0.8012
ユーロ・スイス    1.2054 + 0.0007 (+ 0.05%) 1.2055 / 1.2043
ポンド・スイス    1.5031 + 0.0016 (+ 0.11%) 1.5055 / 1.5003
--------------------------------------
【場況】  
 東京外為市場中盤は、ドル・円やクロス円の下げが一服となっている。朝方は円売りの動きからドル・円もクロス円も上昇したが、利益確定の売りなどに押されて、軟調な動きとなった。中盤に入ると、いずれも下げ一服となっている。ドル・円は1ドル= 81円台前半、ユーロ・円は1ユーロ=103円台後半、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.27ドル台半ばで推移している。
      
 ドル・円は、81円台前半で取引されている。12月の衆議院選挙では自民党が優勢と報じられたことなどから、日銀への追加緩和期待が高まり、朝方には81.59円前後まで上昇した。その後、日経平均が上げ幅を削ったことなどから、利益確定の売りに押されて81.20円前後まで下落した。ただ、売りは続かず、中盤には下げ渋っている。
      
 ユーロ・円は、1ユーロ=103円台後半で取引されている。ドル・円の上昇に追随して、いったん104円台まで上昇したあと、上げ一服となり、103円台半ばまで下落した。その後、103円台後半まで戻している。
     
 ユーロ・ドルは、1.27ドル台半ばで取引されている。朝方より、1.2750ドル近辺で一進一退の動きを続けている。
       
 日経平均は続伸。日本時間の午前11時7分現在、前営業日比127.13円高の9151.29円で推移している。
 
 午前11時7分現在では、ドル・円は1ドル=81.32円、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.2761ドル、ユーロ・円は1ユーロ=103.77円、ポンド・円は1ポンド=129.39円、豪ドル・円は1豪ドル=84.33円、NZドル・円は1NZドル=66.10円、スイス・円は1スイスフラン=86.08円、カナダ・円は1カナダドル=81.29円付近で推移している。
                          (オーバルネクスト 東京)




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午後6時0分時点の主要通貨は下記の通り。
  
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円       79.95 - 0.05 (- 0.06%) 80.02 / 79.78
ユーロ・ドル     1.2770 - 0.0001 (- 0.01%) 1.2781 / 1.2743
ポンド・ドル     1.5977 - 0.0008 (- 0.05%) 1.5993 / 1.5970
ドル・スイス     0.9445 - 0.0003 (- 0.03%) 0.9464 / 0.9441
ドル・カナダ     0.9966 - 0.0001 (- 0.01%) 0.9979 / 0.9957
豪ドル・ドル     1.0415 + 0.0007 (+ 0.07%) 1.0433 / 1.0389
NZドル・ドル    0.8179 - 0.0005 (- 0.06%) 0.8198 / 0.8158

ユーロ・円      102.09 - 0.07 (- 0.07%) 102.19 / 101.75
ポンド・円      127.73 - 0.15 (- 0.11%) 127.97 / 127.47
スイス・円      84.65 - 0.02 (- 0.03%) 84.69 / 84.35
カナダ・円      80.21 - 0.05 (- 0.06%) 80.29 / 80.01
豪ドル・円      83.26 - 0.01 (- 0.01%) 83.45 / 82.98
NZドル・円     65.39 - 0.08 (- 0.13%) 65.56 / 65.15

ユーロ・ポンド    0.7992 + 0.0003 (+ 0.04%) 0.7995 / 0.7978
ユーロ・スイス    1.2061 - 0.0005 (- 0.04%) 1.2071 / 1.2060
ポンド・スイス    1.5090 - 0.0013 (- 0.09%) 1.5117 / 1.5087
--------------------------------------
【場況】
 欧州外為市場序盤は、小動きとなっている。英中銀(BOE)金融政策委員会(MPC)や欧州中央銀行(ECB)理事会を控えて様子見気分が強まっている。ユーロ・ドルは1ユーロ=1.27ドル台後半、ドル・円は1ドル=79円台後半、ユ-ロ・円は1ユーロ=102円台前半で取引されている。
                           
 ドル・円は、79円台後半で推移している。東京時間中盤に79.77円付近まで突っ込む場面があったが、その後は79.90円付近で小動きとなった。欧州時間に入っても、同水準でのもみ合いが続いている。
             
 ユーロ・ドルは、1.27ドル台後半で取引されている。東京時間の中盤に1.27ドル台半ばまで下落したが、その後はやや地合いを引き締め1.27ドル台後半を回復。欧州時間に入ると、ECB理事会を控えて、模様眺め気分が強まり、小動きとなっている。
      
 ユーロ・円は、102円台前半で推移している。欧州株が堅調に推移していることから、やや買い優勢となっている。ただ102円台前半では、ECB理事会を控えて、積極的な買い進む動きも限られ、同水準でのもみ合いとなっている。
                       
 市場からは「ドル・円の79円台での滞空時間が長くなっており、目先は下値模索の展開となりそうだ。79円台前半や78円台があってもいいだろう。大きくみれば依然として78-81円のレンジ取引」(ディーラー)との指摘があった。
  
 東京時間午後6時0分現在では、ドル・円は1ドル=79.95円前後、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.2770ドル近辺、ユーロ・円は1ユーロ=102.09円前後で取引されている。
                          (オーバルネクスト 東京)





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--------------------------------------
午後6時4分時点の主要通貨は下記の通り。
  
           直近値 前日のNY17時比 高値 / 安値
ドル・円       80.29 - 0.06 (- 0.07%) 80.42 / 79.81
ユーロ・ドル     1.2848 + 0.0034 (+ 0.27%) 1.2876 / 1.2783
ポンド・ドル     1.6020 + 0.0023 (+ 0.14%) 1.6043 / 1.5969
ドル・スイス     0.9402 - 0.0026 (- 0.28%) 0.9449 / 0.9381
ドル・カナダ     0.9881 - 0.0040 (- 0.40%) 0.9937 / 0.9875
豪ドル・ドル     1.0468 + 0.0033 (+ 0.32%) 1.0480 / 1.0411
NZドル・ドル    0.8298 + 0.0028 (+ 0.34%) 0.8310 / 0.8237

ユーロ・円      103.16 + 0.19 (+ 0.18%) 103.42 / 102.29
ポンド・円      128.63 + 0.09 (+ 0.07%) 128.85 / 127.66
スイス・円      85.40 + 0.17 (+ 0.19%) 85.61 / 84.64
カナダ・円      81.26 + 0.27 (+ 0.33%) 81.31 / 80.42
豪ドル・円      84.05 + 0.20 (+ 0.24%) 84.16 / 83.24
NZドル・円     66.63 + 0.18 (+ 0.26%) 66.71 / 65.87

ユーロ・ポンド    0.8020 + 0.0010 (+ 0.13%) 0.8031 / 0.8005
ユーロ・スイス    1.2080 - 0.0002 (- 0.02%) 1.2090 / 1.2078
ポンド・スイス    1.5062 - 0.0021 (- 0.14%) 1.5096 / 1.5043
--------------------------------------
【場況】
 欧州外為市場序盤は、ややドル買い優勢となっている。東京時間に中盤以降、米大統領選の結果を受けて、ドル売り優勢となっていたが、ユーロ・ドルの上値が1.28ドル台後半で抑えられると、欧州勢はドルをやや買い進む動きとなっている。ユーロ・ドルは1ユーロ=1.28ドル台半ば、ドル・円は1ドル=80円台前半、ユ-ロ・円は1ユーロ=103円台前半で取引されている。
                           
 ドル・円は、80円台前半で推移している。東京時間中盤に79円台後半に突っ込む場面があったが、その後はオバマ米大統領再選を受けて、リスク選好が強まるとの思惑などから、やや円売り優勢となり80円台前半での取引となっている。
            
 ユーロ・ドルは、1.28ドル台半ばで取引されている。オバマ大統領再選を受けて、リスク緩和の思惑が広がり、東京時間の中盤から上昇した。ただ1.28ドル台後半で上値が重くなると、欧州勢は売りから参入。1.28ドル台半ばに軟化している。
     
 ユーロ・円は、103円台前半で推移している。欧州早朝は、ドル・円の堅調地合いを受けて、103円台半ばに上昇した。ただその後は、ユーロ・ドルが地合いを緩めてことなどから、103円台前半での取引となっている。
                      
 市場からは「オバマ大統領再選ということで、リスク緩和の思惑が広がっている。ドル・円も流れとしては強いとみている。ただ上値を追って積極的に買っていくようなマーケットではない。押し目を拾っていくのがよさそうだ」(ディーラー)との指摘があった。
  
 東京時間午後6時4分現在では、ドル・円は1ドル=80.29円前後、ユーロ・ドルは1ユーロ=1.2848ドル近辺、ユーロ・円は1ユーロ=103.16円前後で取引されている。
                          (オーバルネクスト 東京)






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