今日も暑いな、バイトだしだるい。
高校2年の夏、その後3年弱を過ごす人に初めて会う日の朝は憂鬱な始まりだった。仕方がない。特に会うことを楽しみにしていたわけではないからだ。
彼女との繋がりは母だった。
母が会社の同僚とご飯に行くと言うことでついて行っただけだった。
事実、その日は会ったものの適当に話をしておわった。
連絡先を交換したのは数日後。
暇だったし話し相手が欲しくて交換しただけだった。
連絡はそれなりに続き、今度2人で出掛けようとなる。
出逢ってから1ヶ月経ってないかな。
この頃になると流石に意識し始めるふたりだが、慣れてない俺は失敗のないようにと友だちとふたりで行く予定だった場所を下調べに行った。今思えば若い。
どこでご飯を食べよう、なにをしよう。考えた。
結果、デートは成功。映画を見て、海辺に映る夜景を見ながら話してた。もう、2人が一緒になるのはここで決まってた。あの日あの場所で過ごしたことを今でも鮮明に覚えてる。綺麗な夜景だった。横顔はキラキラしてた。
その1週間後、2人は手を繋ぎ歩き始めた。
喜怒哀楽。本当に全てを共有した3年弱の道のりが始まった。