今日有喜と喧嘩して、
俺のトレーニングがあまりにも
甘すぎで有喜の事怒らせた。
大貴のプロになるって意欲は
そんなもんなんだって。
帰り道も喋ると言い合いで、
殆ど無言になってしまった。
言い合うどころか、
俺が悪いのに、
反論ばかり出しちゃって
自分馬鹿なんじゃねーのって
思った。
でも無言の間、
何か、自分にピリっとくるものがあって
今日、家に9時前に着いたから
1時間走ることにした。
自分をトコトンいじめ抜くために。
今までの守ってた可愛い自分を。
そして、走りに行くや何やら
とにかく、甘ったるい自分を
全力で走って走って、
とにかく、いじめ抜いた。
15分経過、
心臓やら肺が痛くなってきて、
呼吸がしずらくなって、
それでも走り続けた。
20分経過、
今度は胃が動き始めて、
吐かせようとする。
吐きまくりで自分が情けなかった。
でもそこで休憩なんてしない。
そんな甘ったるい言葉いらない。
走り続け、30分経過、
前に進まなくなって、
もう足が痛くて重い。
だけど、甘ったるい自分が大っ嫌いだって気持ちで無我夢中で走りまくった。
誰かから逃げるように、
走りまくった。
そのうち、あまりにもの、
胸の締め付けと、吐き気、
足の痛み重みが自分自身を
まとめて痛めつけてくる。
だけど、やめない。
足が止まってもすぐ走りだす。
もう嫌だなんて思わない。
走って気がついた。
男なんだから、
情けは無用、甘えも無用、
自分に冷たく、厳しく、
痛いから痛がってる場合じゃない。
痛いんじゃなくて苦しいんじゃなくて
もうやめたいだけ。
今日はこの辺で良いやなんて自分、
消えて無くなればいい。
必ず、むくわれる。
そう信じて生きて行くしかないな。
本当に有喜。
ごめん。
俺が間違えてた。
プロを目指す覚悟の上、俺頑張るからさ。
有喜、教えてくれてありがとう。
本当に馬鹿な反論ばっかでごめん。
本当に愛してるよ有喜。