ようこそ!
連休中も仕事をしてる大渓水です^^
本日の鑑定物件では、
「どこに神棚と仏壇を置くべきか?」
がメインテーマとなりました。
風水では何より土地の状態が大切ですが、
新築前の土地の選定から携われない場合は、
次は室内の空間をどう使うかが大事になります。
●居間とテレビの配置
●寝室とベッドの配置
などは誰でも意識しますが、
神棚や仏壇の配置をどうすべきかは、
ないがしろにされることも珍しくありません。
ましてや神棚や仏壇のない家も多いので、
日頃がら手を合わせる習慣さえない家庭もあります。
風水が古来より求められ続けたことは、
●国家が安定して繁栄するための環境条件
●一家が子々孫々まで栄えるための環境条件
であることは疑いようのない事実です。
●国の場合、どこに朝廷(都)を造るべきか?
●家族の場合、どこに家や墓を設けるべきか?
を数千年の時代を経て、
先人から受け継いできた歴史を持ちます。
そしてまず自分を成り立たせる要素を知らなければ、
永く幸運に恵まれることなく国も家族も滅んでいきます。
そうならぬためにも、
天地自然と祖先の恩恵に日々感謝し、
心を形に表すために神仏の祭壇が必要とされました。
例えば、一戸建てに和室がある場合、
床の間に祭壇を作る希望があったとして、
そこに設置して良いかという事例を考えてみます。
人によっては、
●床の間に仏壇は宜しくない
●神棚と仏壇は別々の場所で祀るべき
など色んな声を耳にすることがあります。
けれど、その床の間という空間が、
「果たしてどのような気の存在する場所か?」
についてまで考える人は多くありません。
もちろん数ある風水の流派も、
●八宅派には八宅派の吉凶
●玄空派には玄空派の吉凶
●水法派には水法派の吉凶
●巒頭派には巒頭派の吉凶
などはそれぞれ異なりますので、
諸条件により床の間が相応しくない可能性もあります。
形より心が大切であることは言うまでもありませんが、
その心がどう実現するかも当然考えなければなりません。
祈りとは「意(い)を宣(の)る」ことで、
言葉は言霊で力を持つと古来から考えられました。
力とはエネルギーのことですから、
人と空間のエネルギーがどのように合わさり、
より良い調和を保てるかを見極める必要があります。
幸いにも今回のお宅の場合は、
宅内では床の間が最適の空間でした。
なので物置となってる状態を整理して頂き、
ある程度の高さの場所に設置頂くのを待つばかり。
本当は左右の配置に決まり事もありますが、
長くなりましたので次の機会に説明させて頂きます。
これから必要なことは、
日々の感謝の気持ちをお供えするだけですよ~♪
長らくの祭壇の無かった生活とはサヨナラですね^^
形ばかりとならぬように励まれて下さいませ。
ありがとうございました。
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