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ひらめき電球龍の子供についての再投稿記事ですひらめき電球

中国の言葉で「竜生九子(りゅうせいきゅうし)」というのがあります。
これは、竜が生んだ九匹の子のことです。
それぞれ姿形も性格も異なっていて、各々の性格に合わせた場所で各々の活躍を見せます。
そして、なぜか、この子供達は竜になることはできませんでした。
これを「竜生九子不成竜」と言います。
この言葉は、「兄弟でも性格が違う事」という意味で用いられる事もあります。

その九つの子供とはどんあものでしょうか?

2つの説があるようです。

本1つ目本
明代の文人「楊慎」の編纂した「升庵外集」によると、
『俗説では龍は九つの子を生む。それは、龍の形をなさないが、それぞれに好むところ(役割)がある。』...

1番目は、贔屓(ひいき)
その姿は亀に似ている。
重きを負うことを好むといわれ、そのため古来石柱や石碑の土台の装飾に用いられることが多かった。
大蛇山おりがみ創作者の『わくわく日記』 border=
重そうな石柱を背負ってきつそ~ガーン

2番目は、?吻(りふん)
姿は「獣に似ている」とだけ書かれ、古来はハイタカの尾を持つとされたようだが、唐代には魚の姿になった。
?吻は遠くを望む事を好み、何かを咥える事が好きだとされることから、建物の屋上の屋根の大棟の隅を咥え、動かないようにと剣で突き刺されて屋根に固定される造形物が流行したのである。
水を大量に口に含んでいるともされ、日本における鯱の原型だといわれている。
大蛇山おりがみ創作者の『わくわく日記』 border=
屋根を動かないように固定してくれているんですね。
お仕事ありがと~ニコニコ
日本の鯱↓
大蛇山おりがみ創作者の『わくわく日記』 border=
かなり似てますね目

3番目は、蒲牢(ほろう)
吼えることを好むという。
蒲牢が吼えるのは鯨に襲われている時とも、逆に襲っている時ともいわれ、または、蒲牢に襲われた鯨が吼えていて、それを蒲牢が好む、ともされる。
故に梵鐘などの釣鐘の鈕(釣鐘上部の、吊るすために綱などを通す部分)の飾りとなり、鐘の音を大きく響かせるのを手伝っているという。
大蛇山おりがみ創作者の『わくわく日記』 border=
素敵な鐘の音色をありがと~ニコニコ

4番目は、??(へいかん)
姿は老いた虎に似ていて威力があり、訴訟を好む。
故に監獄の扉や、官庁の正面の広間の両側の格子窓の意匠となり、監獄の異称となった。
大蛇山おりがみ創作者の『わくわく日記』 border=
監獄が似合いますね。
こわ~ガーン

5番目は、饕餮(とうてつ)
体は牛か羊で、曲がった角、虎の牙、人の爪、人の顔などを持つ。
饕餮の「饕」は財産を貪る、「餮」は食物を貪るの意である。
何でも食べる猛獣、というイメージから転じて、魔を喰らう、という考えが生まれ、後代には魔除けの意味を持つようになった。
殷代から周代にかけて青銅器や玉器の修飾に部分的に用いられている。
大蛇山おりがみ創作者の『わくわく日記』 border=
「魔を喰らう」とは...よく考えましたね~にひひ

6番目は、蚣蝮(虫八虫夏)(はちか)
水を好み、柱や雨樋、橋や、水路の出口の意匠として彫られる。
中国の故宮などの建物の欄干からたくさん頭を突き出した龍に似た動物がこれである。
大蛇山おりがみ創作者の『わくわく日記』 border=
噴水のところによくある「口から水を出すライオン」みたいなやつでしょうか目

7番目は、睚眦(がいさい)
ヤマイヌの首をもち、気性が激しく荒く、争いや殺す事を好む。
よって、刀の環(刀を佩びるための輪)や、剣の鯉口、武器や罪人を処刑するための鎌や矛に彫られ、古代(三国志時代)には軍旗などの図案に多く用いられた。
大蛇山おりがみ創作者の『わくわく日記』 border=
三国志の劉備の刀もこのデザインだったりしてえっ

8番目は、?猊(しゅんげい)
獅子に似ている姿である。
煙や火を好むという。
故に、寺院の香炉の脚の意匠にされる。
高僧の座る場所を『獅子座』『?座』『猊座』というのはここから来ており、『猊座の下(もと)に居る者』という意味で、高僧の尊称や、高僧に送る手紙の脇付けは『猊下』となった。
香炉だけではなく、銅鏡、各神獣鏡に見られる。
大蛇山おりがみ創作者の『わくわく日記』 border=
そういえば、大きな香炉の足の部分にこんなのがあった気がしませんかはてなマーク
今度、気をつけてみてみよーニコニコ

9番目は、椒図(しょうず)
姿は蛙にも、タニシやサザエのような巻貝やカラス貝にも似ている。
閉じる事を好み、他所者が巣穴に入る事を嫌う。
故に、門扉の握り輪を咥えているという。
大蛇山おりがみ創作者の『わくわく日記』 border=
これは見たことありますよービックリマーク
こういう意味があったんですね~ひらめき電球



本2つ目本
李東陽が著した『懐麓堂集』の説によれば、次の9匹。

囚牛(しゅうぎゅう)
姿は黄色い小さな龍の角と鱗を持つ。
音(なりもの)を好み、琴や鼓の飾りになっている。
イー族の月琴、ペー族(白族:雲南省)の琴、他チベット系民族のいくつか楽器で見られる。
大蛇山おりがみ創作者の『わくわく日記』 border=
こんなのありそうですよね~音譜

睚眦(がいし)
「升庵外集」の項を参照

嘲風(ちょうほう)
姿は鳳凰に似て鳥の化身である。
普段は険しいところを好む。
遠くを眺める事を好むともされ、建物の屋根の軒の上に立っている。
軒の上にいる、ということで、シーサーの起源である、という説がある。
大蛇山おりがみ創作者の『わくわく日記』 border=
ホントだービックリマークシーサーに似てるーニコニコ

蒲牢(ほろう)
「升庵外集」の項を参照

?猊(さんげい)
「升庵外集」の項を参照

贔屓(ひいき)/覇下(はか)
「升庵外集」の項を参照

??(へいかん)
「升庵外集」の項を参照

負屓(ふき)
文章の読み書きを好むため石碑の頂に絡み付いているという。
大蛇山おりがみ創作者の『わくわく日記』 border=


?吻(りふん)/鴟吻(しふん)
「升庵外集」の項を参照



これら龍の九つの子は、いずれも高貴アップな存在で、瑞祥アップを意味し、邪を退けて安全を保つ役目をします。

いやーほんとにいろんな龍の子供がいるんですね。メモ
今回、調べて勉強になりました。合格

<参考文献>
Wikipedia

「龍の百科」
池上正治 著
新潮社 2000年
大蛇山おりがみ創作者の『わくわく日記』 border=


龍について研究して龍神様のパワーを知って心配から信頼ビックリマーク


信じる者は救われますアップ




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