サーチ「本草綱目」によると、
蜃はの属。大きい角がある。
たてがみは紅色で鱗が全身を覆っている。ツバメを食べる。
よく気を吐いて楼台城郭の様子を描き出す。
これを蜃気楼または海市という。
蜃の脂をまぜてろうそくをつくると、百歩四方に香りが漂い、その明かりの中でも楼閣の形が現れる。
ハッピードラゴンのひみつ-しん

本草綱目とは、本草学(中国で発達した医薬に関する学問)史上において、分量がもっとも多く、内容がもっとも充実した薬学著作。作者は明朝の李時珍(1518年 - 1593年)。


蛟...ってなんだろう...はてなマーク
調べてみます本


サーチ陸佃によると、
蛇が雉(きじ)と交わると蜃が生まれる。正月に蛇が雉と交わり卵を産み、雷にあって地下数丈の深さに入ると蛇の形になり、2、300年経つと蜃となり天に昇りあがる。卵が地下に入らなければ雉になるという人もいる。

※陸佃(りくでん)とは、宋の百科辞典『卑雅』の著者(1042~1102)。


サーチ「礼記」によると、
雉が大水の中に入ると蜃になる。

※『礼記(らいき)』とは、周から漢にかけて儒学者がまとめた礼に関する書物を、戴聖が編纂したもの。全49篇。これは唐代以降、五経の1つとして尊重された。
※※五経とは、儒教で基本経典とされる5種類の経書。すなわち『詩経』・『書経』・『礼経』・『易経』・『春秋経』の五経。すべて孔子以前からの書物であるが、伝統的な儒教の考えでは孔子の手を経て現在の形になったと考えられている。


WIKIPEDIAによると、
巨大なハマグリとする説もある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%9C%83
ハッピードラゴンのひみつ-しん(大ハマグリ)



蜃気楼という言葉の語源がそういうことだったのかぁ~アップと納得しました合格



<参考文献>
図説・龍の歴史大事典
笹間 良彦 著 2006年 遊子館
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