大蛇山は龍か?龍は蛇か?という疑問をネットで探してきましたが、なかなかスパッと解消するものがみあたりません。そこでいろんな本を読んで調べてみることにしました。
大蛇山おりがみ創作者として調べてみたくなりました。

これから、わかったことを少しずつ紹介していきます。


今回はナーガを中心にナーガと龍、、ドラゴンとの違いについて書きます。


龍と似たものに、インド・タイのナーガ(サンスクリット語)、西洋のドラゴンがあります。
ナーガはコブラに似ています。
大蛇山おりがみ創作者の『わくわく日記』
こういうナーガもあります。
大蛇山おりがみ創作者の『わくわく日記』
インドの神話に出てくるナーガ王は、地下にいて、その情欲の熱で川や湖の水を煮えたぎらせます。
すべての植物は枯れてしまい、万物は死ぬばかり。
そして正義の神クリシュナが登場し、ナーガ王を征服して地上の富を守ります。
$大蛇山おりがみ創作者の『わくわく日記』
このナーガは、クロコダイルの特殊進化したワニで、クンビーラ(俗名ガビアル)です。
ガンジス水系を中心にメコン河や揚子江中流までウヨウヨいたが、今はインドやネパールの動物保護区にわずかに生息しているのみです。
このクンビーラが日本語で金毘羅となり、航海の安全を守る神として四国の琴平町に祭られています。
$大蛇山おりがみ創作者の『わくわく日記』
クンビーラ右矢印こんぴら
へぇ~、そうなんですねひらめき電球
大牟田にも金毘羅宮があります。
三池港から石炭を運搬する船会社の名前が書いてある石碑か何かがあると歴史の会で学びました。
「大牟田」と「金毘羅」でネット検索していたら、こんなのも出てきました。

昭和41年(1966年)
1966.1.29 金毘羅神社境内で大牟田高校生・三池工業高校生らが集結し決闘準備中のところ確保される

おーすごいですね。決闘が未然に防がれてよかったです。

本題に戻りますね。
西洋のドラゴンは4本の脚があり爬虫類風で、翼はコウモリ風、尾には鋭いトゲ、魔神のようです。
中国の龍は、ときに猛威をふるい人命や財産を損なうこともあり、畏怖される存在です。
しかし、総じて龍は超人的な能力を待ち、絶大なパワーを発揮する存在として考えられてきました。
そうした理由から、龍は皇帝のシンボルとなりました。
龍は中国人や日本人にとって瑞祥でこそあれ凶相ではありません。
この点でドラゴンやナーガとは異なると思います。

<参考文献>
「龍の百科」
池上正治 著
新潮社 2000年
$大蛇山おりがみ創作者の『わくわく日記』


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