中国にいた頃、中国人の友人や会社の同僚、
部下がたくさんいました。
毎日のように、一緒に食事に行ったり飲みに
行ったり遊びに行ったりしていました。
随分仲良くしてもらい、いろいろ助けてもらい、
何かと面倒見てもらいました。
私の周りにはホントに良い中国人ばかりがい
て、とにかく人に恵まれました。
そんな中国人仲間の口癖は『大丈夫、問題ない、
できます、あります、OKです』で、何か始める時
でも、困ったことや難題が発生した時でも、決して
否定的な答えは返ってきません。
中国人の返事は、初めに『肯定ありき』なのです。
でも、実際には『全然大丈夫じゃない、問題も大有
り、できない、ない、NO!』ばかりで、真っ暗な落と
し穴に、たった一人、突き落とされます。
でも、だからと言って『できないなら、できないと初め
に言いなさい!』なんて怒鳴ってはいけないのです。
なぜなら、
①彼らは本気で『大丈夫、問題ない、できる、ある、
OK』と思っているのです。
それは、彼らの心の内にある『やろうと思えばやれな
い事はない!』という根拠のない信念が、そう言わせ
ます。
②『大丈夫じゃない、できない等々』の消極・否定的な
反応や態度は、彼らの面子にかかわるので、やっても
いないうちに、そんなことは言いたくないのです。
③相手に対する思いやりから、『大丈夫、問題ない等々
』の返事をし、相手を安心させようとする優しい心の表れ
なのです。
しかし、この『根拠のない信念、面子、思いやり』のお陰
で、予定は狂い、計画は潰れ、都合も何もかもが台無し、
おジャン、真っ青、冷や汗、ショック、がっかり、撃沈とな
ってしまうので、イライラモヤモヤがつのるわけです。
しかし、彼らには心底悪気はないのですから、怨んではイ
ケない、怒ってもイケない、厳しく注意したり怒鳴ってはイ
ケないのです。
どの道、ダメなものはダメ、無いものは無い、出来ないもの
は出来ない、NOはNOで変わらないのだから、次の手、方
法を考えた方が発展的で紳士的ということになるのです。
今も同じです。
タオバオ店は、初めに『あります』ありき・・・。
無くても『あります』
どこかに『あります』
将来『あります』
じゃ、ホントに無かったら?
『無いのは、私のせいじゃないです!』と言われてお終い。
『・・・・怒・・・怒・・・怒・・・』
忍耐強くなりますね。
- 武士道 [ 新渡戸稲造 ]
- ¥520
- 楽天
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
かつての日本には、わが国固有の伝統精神があった。
その一つが武士道である。
それは、新渡戸稲造が1899年に英文で『武士道』を
発表し、世界的な大反響を巻き起こしたことでもわかる。
本書はその現代語訳である。発刊当時の明治期と同様、
現代の私たちは急速な国際化の中で、日本人のアイデン
ティティを見失いつつある。「日本人とはなにか」を問い、
倫理観・道徳観を見直すことができる格好の書である。