みなさん、こんばんわ。太悟です! 前回は10か月ぶりの更新でしたね。久しぶりのブログだったので、長文を書く感覚がなかなか取り戻せなくて、読み直してみると何とも稚拙な文章だなぁと反省しております。。。もっと書くべき伏線やエピソードはあったのですが、うまいこと文章に織り込むことができず(-_-;) やっぱ長文書くのは難しいですね。
今後はできるだけ月1くらいでは更新できればと思っていますが、、、、予定は未定です(笑)如何せん計画を立てるのが苦手だし、予定通りに行動するのが嫌いなのです。明日何がやりたいかは明日にならないとわからないもんね!もんね!もんね!
そうそう、今回、僕のブログを読むのが初めてという方もいらっしゃると思うので、もしよければ時間がある時にでも「太悟とタイガ その1出会い」から順番に読んで頂くと、僕が何者なのかってのがわかっていただけるかもしれません。
さてっと、しばらくは僕の最愛の友人であり恋人であり兄弟であり家族であるタイガ🐯君との話はちょっとお休みで、僕の若いころの恋愛話を徒然なるままに書きなぐる回となっております。
前回までは二回に渡って「太悟編 恋愛話~大分県その1~」「太悟編 恋愛話~大分県その2~」と題しまして、僕の若き日の甘く切なく、甘酸っぱい恋愛話をしましたね。
今回は、「太悟編 恋愛話~愛知県その1~」ということで、大分に住む少し前、僕が名古屋に住んでいた22歳の頃のお話です。この頃の僕はといえば、バイセクシャルっていうのかな、、、おっとっと、本題を話す前に、今日の一枚!を忘れてた!
今までいろんな写真や動画をアップしてきましたが、今回はちょっと変化球です!僕は3年ほど前からTwitterの更新を始めたのですが、気づけばたくさんの方にフォローしていただき、今まで何度かフォロワーさんに絵を描いて頂いたことがあります。
ということで、描いて頂いた絵を紹介したいと思います。
↓黒助/kurosukeさんが突然描いてくださったモノ。彼のオリジナルキャラを太悟&たいが風にアレンジしてもらいました。赤い糸で結ばれてるの💛↓
↓匿名希望フォロワーさんから元旦早々にサプライズプレゼントして頂いたモノ。我が家の愛犬&愛猫との4ショットです↓
↓HUMIKO=AKI+BERUさんに描いて頂いたモノ。僕の体から邪悪さをすべて取り除いたらこんな感じなほのぼのした顔になるんだと思います(笑)幸せに溢れてる↓
ちなみに、実際はドラゴンボールのダーブラに似てると言われた過去があるくらい邪悪に満ちた顔をしております(笑)ほかの投稿には写真を載せてるので、もしよければ他の記事もご覧あそばせ(*^^)v
はいっ!!というわけで、ぼちぼち本題です!
世の中、いろんな人がいますからね。ゲイもいればバイセクシャルもいればなんやかんや僕の知らない世界もたくさんあります。僕は今では、自他ともに認める完全体ゲイなわけですが、元々は女性が恋愛対象だったのよ。今回書くこの名古屋時代を境に「あ、僕ってバイなんだろなぁ」って思い始めた時期ですね。
いわゆる性的指向がマイノリティの人の中には悩んだりする人も実際いるのですが、、、僕はといえば、「ひゃっほーい!!!男って最THE高!!!こんな楽しい世界あるなんてもっと早く飛び込みたかったわぁーーー!」ってな感じで、ゲイライフを満喫しておりました。
自由奔放に満喫しすぎて、まさかこんな恐ろしい目に合うとは、、、ちょっとしたサスペンス?的なお話ですよ。
それでは、はじまりはじまり~(#^^#)
いろんな事情で大学を中退して、大分の片田舎で細々とバイトしていた頃。22歳の僕のもとに、ある日、名古屋に住む兄👨から連絡があった。
👨もしよかったら名古屋来て俺の店手伝ってくれない?
この一本の電話で僕の人生は180度変わったといっても良い。
年の離れた兄は16歳で家を飛び出して名古屋で暮らしていたので、一緒に生活した記憶は僕の中ではほんの5.6年しかない。とにかくカッコよくて、バレンタインのチョコレートを毎年袋いっぱいに持って帰って来て僕にくれたこと。いつも壮絶な親子喧嘩をしていて、たまに僕にもとばっちりがあったこと。なんだかんだいつまで経っても僕のことを子供あつかいして可愛がってくれたこと。それくらいしか記憶にない。
そんな兄からの電話だった。僕もまだ20代前半。一度は都会に出てみたい!そんな気持ちもあった。悩むことなく二つ返事で、名古屋行きを決めた。初めて一人で乗る飛行機の中で、期待と不安で心臓がバクバクしていたのを今でも覚えてる。
そうそう、名古屋行く前に、実は、僕は大分でやり残したことがあった。同じバイト先で働くJさん👩という女の子に恋をしていたの。Jさんは実は同じバイト先の別の男性のことを好きだったことは僕も知っていた。でもね、、、その男性って、僕が言うのもなんだけど、ホントにダメ男で、僕を含めバイト仲間から「アイツはやめとけ!」と散々言われてたの。
名古屋に飛び立つ数日前、僕の送別会があったのよ。その送別会の後、友達の車で一人一人家の近所まで送ってもらってさ、Jさんが降りた。。。僕と二人きりになった時、友達が言ったのよ「太悟さ、ホントにいいの?これで最後かもよ」って。
神様の合図はなかったけれど、「車止めろ!!!!!」僕はそう言って、車から飛び降りた。
帰ろうとしているJさんの背中に向かって僕は叫ぶ!
🐴Jさん!!!好きなんだ!俺と名古屋で一緒に暮らそう!!
僕ね、男の人に告白ってあんましたことないのよ。なんていうのかな。Hの相性も大事なので、2.3回ヤッてから付き合うか決めるタイプなのね。でも、この時ばかりはそんなこと言ってられなかった。だって、あと数日で会えなくなっちゃうんだもん!
なんだろ。。。車飛び出して、遠くから大声で「好きだ!」ってねぇ。。。。もうドラマの見過ぎよ。若気の至りよ。思い出しても恥ずかしい。穴があったら2000メートルくらい掘ってから入りたいわ(笑) でもさ、人間馬鹿よね。どっかで、「あ、俺ちょっとカッコいいかも」とか思ってんのよね。当時の自分に会ったら、ホント豆腐の角に頭ぶつけてやりたいわ。
👩ゴメン。。。。うちは行けんよ。。。
世の中こんなもんよね。え?神様って何?あほちゃう?って話ですよw
40をとうに超え、いろんな事を経験してきた今の僕なら、一人や二人いや、10人20人に振られてもさ、21人目をさーがそ!男なんて星の数ほどいるわ!ってな感じのメンタルなんだけど、当時はまぁ人並みに落ち込んだりもした。
ちなみに、それから数年後、久しぶりに当時のバイト先に顔出したのよ。Jさんはあの時のダメ男と結婚・出産・離婚という人生の3大イベントを早々に終えておりました。バイト先の人はJさんに言ってたそうです。
「アナタはあの時、選ぶ男を間違えたのよ!太悟を選んどけば、、、、」って。
いや、ゴメンなさい。僕すっかり、女性に興味をなくして、体中が男を求めておりますの。残念ながら彼女はどちらを選んでもいばらの道。。。。いや、もしかしたら、あの時、僕がJさんと結ばれていたら、名古屋にも行かず、今も大分の片田舎で平凡で幸せなパパ生活をしていたのかもしれないね。ゲイのことなんて考えもしない「普通」の生活。。。
ギャーーー!!!って、何なのこの話????ふぁ???ゲイの話じゃねぇし、そもそも名古屋編どこ行ったーーーー!!!!
やばいいきなり無駄に文字数使ってしまった。。。ホント僕ってダメ人間!反省( ゚Д゚) 話戻します!
九州以外で生活したことない僕にとって、名古屋は大都会だった。見るもの全てが新鮮で、会う人みんなが大人に見えて、なんだかこの街で僕一人だけが田舎者なんじゃないかって、栄の街を歩くだけで緊張してたのをよく覚えてる。
(その後結局、兄貴のお店はいろいろあって、数か月後に辞めてしまったのだけど、その辺りの詳しい話は「太悟とタイガ その11仕事と生活 前編」「太悟とタイガ その12仕事と生活 中編」こっちで書いてるので、読んでない方や内容忘れちゃった人は是非!)
当時僕は、ゲイのことはほぼ何も知らなかった。ゲイの出会い系サイトで2.3人と会ったことがある程度。もちろん、飲み屋や発展場だって知らない初心な太悟君です。男性に恋愛感情は全然なくて女性が好きだった。
久しぶりの兄貴との生活はうまくいかなかった。しょっちゅう喧嘩して家を飛び出しても、知らない街で友達もいない。頼る人もいない。彼女もいない。
僕は名古屋のゲイサイトを探してみたの。そしたらね、、、、まぁ都会はすごいね!投稿した途端にめっちゃ連絡くるのよ。当時、僕はゲイがここまで積極的で自由だって知らなかった。
「うちに泊まりにおいでよ」
「一緒に発展場いきませんか?」
みたいな連絡が次から次へとくるわけ。今から20年近く前、出会い系サイトの全盛期かもしれない。
結局、僕は、たくさんの人に出会って、初めての飲み屋にも行ってみたし(この時は面白さがわからなくて二度と行かずじまいだった)、発展場にも行ってみたし、初めての合体Hもしてみた(全然気持ちよくなかったw)。一通りゲイの世界をサラッと経験してみたって感じね。そして少しずつ男性にも恋愛感情的なものが芽生え始めた頃。
当時、僕にはちょっと好きな人🦍がいたのね。今思えばそれは恋愛感情とかではなく、セフレの延長だったと思う。いや、もっと言うと、セフレは沢山いたので、本命のセフレですね(ややこしい!)
そして、もう一人、僕を好きになってくれた別のセフレ🐶みたいな人がいたの。僕は全く恋愛感情はなかったけど、向こうは付き合ってるつもりだった。やたらと嫉妬深くて情緒不安定なとこがあったけど、Hはまぁ悪くなかった。
あ、ちなみに、ここからやっと、名古屋編が始まりますが(おせーよ!前置きなげぇよ!)、前提として、当時の僕はガチ目にクズです(笑)
とある日、僕は家の近所のデニーズで本命セフレ🦍とランチをしていたのよ。
🦍この後どうする?
🐴ホテルでも行こうか?
🦍またかよ(笑)
プルルルル♪電話だ。。。
🐴もしもし?
🐶太悟?今何してるの?
🐴え??あーえーと
まさかの興味ないほうのセフレからの電話。
🐶今から会えない?
🐴いや、ちょっと取り込んでで、今日はちょっと、、
🐶なんかおかしいよ?まさか他の男といるの?浮気してないよね?
🐴違うよー。もう、忙しいから切るよ!
とその時、
ピロローン♪
ファミレスにいた他の客が注文の為に、ベルを鳴らしたの。
🐶ん?その音って、、、、
🐴また連絡するから!
🐶デニーズいるんでしょ?!誰といるのよ!?
🐴じゃね!
ガチャ!!!とっさに電話をきった。
とてつもなく嫌な予感。。。まさかね、、、いや、アイツ🐶なら突き止めてくるかも。そう思った僕は、とにかくココから逃げることを考えたの。
デニーズにいることは完全にバレてる。しかも、僕んちの近所のデニーズってココしかないし。アイツの家からここまで車で40分だけど、電話をかけてきたってことはもう近くまで来てるかもしれない!他の男🦍といるとこなんて見られたら何されるかわからない。
🐴ねぇ聞いて
🦍うん?どした?もうホテル行く?
🐴悪いけどもう帰るよ。実はね…
僕は可能な限り活舌よくかつ高速に正直に事情を説明し、得体のしれない危険が迫っていることを伝えたの。あの時ほど一度もかまずに悪びれもせず、自分のクズさ加減を他人に説明したことはない(笑)
🐴って、ことだから、俺は帰るね!後で連絡するから!じゃね!
1000円札をテーブルにおいて、僕はダッシュで店の扉に向かう。とにかく嫌な予感しかしない。
扉を開けて外に出た瞬間・・・
ブォォォォン♪♪
すごい勢いで見覚えのある軽自動車が駐車場に入ってきた!
アイツ🐶だ
僕の目の前に車は止まって、ゆっくりゆっくりと🐶が近寄ってくる。怖すぎる。。。。
🐶やっぱりココだったんだ
🐴何やってんの?
🐶男でしょ?
🐴え?
🐶わかるんだから、アタシそういうの
あ、お気づきかと思いますが、🐶は見た目はごっつい体の男ですが、喋る時はとんでもないオネェなんです。
🐴はぁ?一人だよ。なんだよいきなり
🐶は僕とは会話せず、駐車場からデニーズの中を見回してる。ゆっくりゆっくりと歩きながら、ガラス越しに一つ一つのテーブルを確認してた。
!!!!やばい。コイツもしかして
🐶簡単なのよ。一人でテーブルにいる男でしょ?そして、一人なのに、二人分のドリンクがあるテーブルは、、、
🐴やめろよ。そういうの
🐶この席も違う。ココも、ここも、アソコも違う。。。
背筋が凍った。。。なんなのコイツ。リアルウォーリーを探せ状態。。。お願い!!!!!店員さん!!早く僕のドリンクをさげて!!!!🦍の腹が痛くなって、トイレにでも行っててくれ!!!!!
心の中で必死に祈ってた。俺にもっと力があれば、、、、サイコキネシスでテーブルの上のコップを消滅させることができたのに!
そういう時って、神様は昼寝でもしてんだろね。。。。
🐶あ、いた
オワターーーーーーーーーーーーーーーーーー(^O^)/
僕の願いは空しく、あっさりと🦍は見つかった。携帯を見ながら何やらニヤニヤしていて、僕らが外から覗いていることには気づいていないみたい。今思えば、あの人も、僕のことなんてなんとも思っていなくて、別のセフレに連絡してたのかもね。
🐶よりによってアイツ🦍と。。。信じられない
嘘でしょ。まさかの知り合いパティーンですよ。神様!意地悪が過ぎます!!!まぁ、今思えば、僕も🦍も🐶も皆んな皆んな、遊びまわってただけなのよね。狭い世界です。いい子の皆さん!くれぐれも遊びすぎに注意ですよ!
ぐすんっ。。。。ぐすんっ
え?泣いてる?
🐶本気で好きだったんだから
本当に僕は最低な奴だよ。。。。。どう考えても僕が悪い。そもそもタイプでもないのに、その気にさせてさ。ちゃんと断りもせずに、なぁなぁでHとかしてさ
🐶ちゃんと話しようよ。。。
🐴うん。ごめん。。。
🐶車乗ってよ
助手席に乗ると、ゆっくりと静かに🐶の家に向かって走り始めた。
🐶ずっと騙してたんでしょ!
🐶いつから二股かけてたのよ!
🐶ホント最低な男!
🐶しかもあんなクソゴリラのどこがいいのよ!
🐶太悟はまだ名古屋に来たばっかだから知らないかもしれないけど、アイツ最低なやつよ!
🐶いい年して、グロリアとか乗っちゃってさ。ただの田舎ヤンキーよ!しかもあの車11年モノで、もう10万キロも走ってるオンボロ車よ!名古屋じゃ有名なオカマなのよ!!!
うーん。。。まぁ、僕がね、悪いんだけどさ。少なからず好意を持ってる人の悪口をここまでまくし立てられると正直気分が滅入ってきた。ってか、なんか恨みが凄すぎない?しかも詳しいし、まさか元カレ?
運転しつつ泣きながら🦍の悪口を言い、たまに携帯でメールとか返信しながら、なんだかんだで見覚えのある🐶のアパートの前に到着した。
その時は、これがまだ恐怖への序章に過ぎないことを僕は知るすべもなかった。。。。(サスペンスドラマ風)
泣きながら2階の部屋へと上がっていく🐶の後ろを僕も無言でついていった。
カツカツカツカツ、、、階段を上る二人の足音が響く。部屋の前について🐶はガチャっと部屋の扉を開けて中に入っっていった。僕も玄関に入った。。。。
え???なんかおかしい。
何かおかしいよ。。。
🐶の家から僕んちの家の近所のデニーズまで車で40分。そこそこの遠出のはずだ。
なのに、今、部屋の扉をそのまま開けたよね。。。。鍵かかってなかった!
僕を先に入れてくれて廊下に通された。ガチャっ、🐶が部屋に鍵をかけて、リビングに向かって歩いていった。
ドアを開けて、リビングに通された時、、、、
中にはたくさんの見知らぬ人達が、、、、、、、!!!!!!!!!!!!!
!!!そうか!!!🐶は運転しながら誰かに必死にメールを送っていた!
コイツらに連絡して、家に仲間を呼んでたんだ。。。。
殺される。
瞬時にそう思った。
マッチョ&髭&カラフルな髪の色&モヒカン&トゲトゲのブレスレット。明らかに、やばそうな人たち。北斗の拳の中でしか見たことない連中がリビングにたむろしてた。。。。
🐶みんな、コイツよ。さっき話したアタシの彼氏
次回 <太悟編 恋愛話~愛知県その2~>ついにツイキャスで話題となった伝説の「トゲブレ」が登場しました!果たして若き日の太悟君は生きて帰れるのか!!!! 愛知県編の次は、僕のゲイ人生の基礎が築かれた土地、鹿児島編を描く予定です。お楽しみに!
※愛知県編に限っては、昔すぎてだいぶ記憶も薄れてますし、3割盛った話になってしまいました(笑)
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