『ここの仮設さ入ってがら、隣の人もわがんねぇ~』
『ここの仮設はみんな同じ浜の人だがら~』

かなり大きく分けると、この二通り。

言うまでもなく、前者の方が、生活されている方のストレスや不安は大きい。
コミュニティーの再構築が大事だ。
では、コミュニティーとはどう出来るのだろうか?

良くリハビリでも後天的な疾患などで社会に復帰する時などに考える。

では、それをどこまで見ているのだろうか?
社会復帰したあと、コミュニティーに入れているのだろうか?
また、そもそもコミュニティーはあるのだろうか?

私自身、そこまで深くその方の生活を追っていなかった事もあり、今回見つめ直している。

人の事はよく見えるけど、自分の事はどうなのか?
自分はコミュニティーがあるのか。
その中で役割があるのだろうか?
では、それはどんなコミュニティーで、どんな役割があるのだろうか?


あしたは、ある仮設住宅で『お茶っこ、石巻工甲子園観戦』行う事にした。

これなら、割と広く垣根なく参加しやすいだろうと思っての事。
現地に長期で入っている小山OTのアイデア。
一つの事にみんなで参加する。
その場を作る。一緒に共有する。
あの子、うちの近所だよ~とか
親戚だよ~とか、頑張れ~とか、どうでもいい話が展開される。
それが、日常の人と人との繋がりの一部であり、そんな社会に向かって行くきっかけの一つとしたい。
何がきっかけになるかわからない。
高校野球はいま、もっとも石巻で熱いイベントである。

それを、勝手に住民の方が企画し行えるようになるには、まだ支援が必要な場所がある。

早く、いなくなってもいいように、繋がって、繋いで、繋げよう。

それにしても、今日の阿部主将の選手宣誓は、素晴らしかった!
それについては、また後日。

iPhoneからの投稿