やっと動いて来たようです。
当事者間だけではなく、次の災害に備えるためにも、第三者の介入は必要。
繰り返してはいけない。
男性職員の精神的フォローもしっかりして欲しい。

不明の方が一日でも早く見つかりますように。

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/03/20120319t13010.htm
 東日本大震災の津波で児童、教職員計84人が死亡、行方不明になっている宮城県石巻市大川小の被害を巡り、市教委と児童の遺族が18日、市河北総合支所で会合を開いた。市教委は震災当日の学校の避難行動を検証するため、専門家らを交えた第三者委員会設置を検討する方針を初めて明らかにした。
 会合は市教委がこれまで3回開いた説明会を受け、遺族の疑問点に答える形で開催。死亡、不明児童の54家族のうち、17家族が出席した。
 市教委の対応に不信感を持つ遺族の一部は以前から、第三者委員会の設置を提案していた。会合後の記者会見で、市教委の佐藤和夫事務局長は「第三者組織を作る方向で検討したい。今まで迷いがあったが、今日の話し合いの中で進めていいと思った」と明言。遺族の意見も踏まえ、検討する考えを示した。
 質疑では、市教委が助かった男性教師や保護者ら関係者に聞き取った調査結果と、遺族側が独自に入手した証言が食い違う場面も目立った。
 遺族側は「共に事実に近づこうとしてほしい」と歩み寄りを求めた。市教委は対話の継続と、男性教師ら関係者への再聴取を検討することを約束した。
 学校周辺では今も児童4人、教師1人を含む40人以上の行方が分からない。市は新年度、付近で水没したままの長面地区の水を排水し、不明者の捜索を続行する計画も説明した。6月に仮設道路の工事を終え、7月から1カ月程度かけて排水後、捜索に着手する。
 大川小の児童らは地震発生から約50分後、北上川の堤防道路に向かう途中で津波に巻き込まれた。市教委は1月22日の第3回説明会で事前の避難マニュアルの不備などを認め、「人災の部分もある」として謝罪した。


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