こんにちは。

 

今日は先日した麻婆茄子のナスについての研究についてブログを書きます。

 

私は麻婆茄子が一番好きな料理です。そんな麻婆茄子をより美味しくするため今回はナスの品種でどういった風に変わるのかについて研究しました!

 

茄子は約300種類あるそうです。今回はその中でもスーパーなどで見かけることのある

・千両なす

・長なす

・米なす

の三種類を研究の対象としました。

水なすも試したかったのですが季節外れでなかなか見つからなかったのでこの三種類にしました

 

以下にネットなどからまとめたそれぞれの品種の特徴について記載します

 

千両なす

スーパーなどで一番よく見かける茄子。程よい大きさと柔らかさが特徴的なみなさんがなすと言われて想像するもの

 

長なす

千両なすよりも細長いなす。柔らかい肉質が特徴的で日本古来からあるため焼きなすなどの日本料理に使われることが多い

 

米なす

丸くて大きいヘタが大きいなす。果肉が硬めでしまっている

 

左から千両なす、長茄子、水なす

 

1.まずはすべてのなすを揚げ焼きしてみて試食してみた結果を書きます

 

千両なす

よく食べるナスの味

香ばしさなどを感じたことからなすの風味のようなものはあまりない

 

長なす

とろとろ食感を一番感じた。

ただ揚げ焼きをするととろとろ食感と皮の上がったパリパリした食感の違いが出ることから皮が口に残った印象を受けた

 

米なす

果肉の歯応えを感じた。

なすの味もしっかり感じた。

調理をしている過程で他のなすよりも圧倒的に油を吸収する量が多かった。

 

2.そして本題の麻婆と合わせた時の相性です

 

千両なす

程よい感じ。とろとろさと具としての存在感を感じる硬さ。

ただいつも食べてる麻婆茄子と変わらない印象。

 

長なす

やはりとろとろとした食感はピカイチ

ナスのジューシーさを感じた。

揚げ焼きした時よりかは麻婆の水分を皮が吸ってマシだが身と皮の食感の違いから皮が少し口に残る感じ

 

米なす

少し他のナスと比べてソースのからみ具合が薄い感じがした気がする

ただソースと食べると程よい味の感じに

果肉の硬さから具としての存在感とナスの甘さを一番感じた。

 

結果

家族三人で食べたところ2人は米なす、1人は長茄子が一番合うと感じました。

長茄子が一番美味しいと感じた理由としてはナス特有のあのとろっとした食感を一番感じたからだそうです。

そして米なすを一番美味しいと感じた理由としてはナスの風味と麻婆の風味の両方を感じられた点、具としての存在感から麻婆なすを食べてる感じがしたという意見が出ました。

 

考察

私個人としては米なすをお勧めしたいと思います!理由としては油の吸収量とナスの風味を感じられる点です。中華料理といえばなんとなく肉や香味の美味しい油を作ってそれを食材と一緒に吸わせて食べるイメージを持っています。そういった点から麻婆の美味しい油を作ることができたらそれを最大限活かせるのは米なすなのではないかと感じています。ただ、絡み具合があんまりだったという点からしっかり事前に揚げ焼きをすることと、ひき肉を油の多いものにすることやソースを作る前に挽肉と一緒に炒めて油を吸わせるなどの工夫が必要だと感じます。

また特に米なすと長茄子の得意分野を知ることができました。

 

米なすは油を吸う能力とナス本来の味を感じることができることから焼き料理やお肉との相性が一番良いと感じています。とくにステーキなどの付け合わせには一番ポテンシャルを発揮できると考えます。

長なすはとろとろ食感が一番顕著に現れましたが、皮との食感の違いから皮を外して食べる料理や煮込み料理などの水分が多めな料理、例えば揚げ浸しなどが最適なのではないでしょうか?

 

ぜひみなさんも試してみてください!