こんにちは。ちらです。

今回は「大学院生の就活時期」についての記事を書いていきます。

 

・大学院生の就活はいつからスタート?

大学院生の就活はいつからスタートするのでしょうか?
学部生の場合、多くの場合は3年生の春からエントリーが解禁されます。
そして、ほぼほぼ院生の場合も就活スタート時期は同じです。
ズバリ、修士1年(M1)の3月ですね。
 
 
まだ研究室配属されていない学部生とは異なり、
修士1年ともなると既に研究真っ盛り。
研究が順調に進めば春の学会発表と重なってきます。
優秀な人は査読論文を書く手前になっていたりもします(分野にもよりますが)。
 
学部生のときに練習で就活をしていればいいですが、
そうでない場合はかなり厳しいスケジューリングになります。
ただでさえ研究で忙しいのに、急に就活なんて・・・
正直、急に就活を始めても間に合いません。
 
 

余裕をもって就活準備を始めるべき

院生の就活は学部生よりも圧倒的に忙しくなります。
そのため、余裕をもって就活準備を始めましょう。
目安としては、M1の冬、1月から少しずつ企業研究。
 
最近はあまり読む人はいませんが、業界研究としてまず「四季報」に目を通し、
世の中の経済や企業がどう動いているのか学んでみましょう。
さくっと業界研究ができておススメですよ^^
 
次に、自分の興味のある業界の企業ホームページなどに目を通していきましょう。
一日1時間ずつでも企業研究、業界研究をやっていきましょう。
学会発表と被ることが分かっている場合は、
学会に必要なデータのまとめや資料作りも冬からやっておけるとベストです。
また、IT慣れしている人はツイッターで
自分が興味のある職種のアカウントをフォローして情報収集することをおススメします。
早めの準備としてはここまでですね。
 

研究を疎かにしての就活スタートは逆効果

ここからは注意点です。
早い人はインターンを夏休みにやる場合もあります。
まあ、ここは人それぞれ必要ならやればいいと思いますね。
 
危険な例は、そのままどんどん企業研究や
パイプ作りに励んでしまい、研究を疎かにしてしまう人・・・
周りの大学院生も含め、研究を放り出してインターンばかりしてた院生は
かなりの確率で第一志望に落ちてました。
全落ちしてる目も当てられない学生も・・・汗
 
そもそも、学部生と異なり、大学院生に求められるレベルは上です。
そして、その能力は研究を通して得られる
仮説思考力、問題解決能力、検証能力、文章力、論理思考力など。
研究活動をしっかり行うことで得られる投資効果に、企業側も期待しています。
 
あなたは優秀な人材として、しっかり準備をしていきましょう。
そして、その準備は研究を疎かにしてすることではないです。
研究を前もって進め、そのアドバンテージを活かしつつ、
冬から就活に少しずつ軸足を移すのが就活成功の第一歩です(*'ω'*)
 
最後に、概ねのスケジュールを記載しておきますね。
スケジュールは概ね以下の通り。
1.インターンシップ:6月~翌2月
2.企業・職種研究期間(6月~翌2月)
3.エントリー(3月~5月)
4.企業説明会(3月~5月)
5.ES・試験・面接(6月~9月)
6.内々定(7月~9月)
 
就活成功目指して頑張っていきましょう!