昨日からずっと、上の空。
ブログも書けず、なぜ?なぜ?と思うばかりでした。
あんなに心が綺麗で頑張り屋で家族を大切にしている人が、なぜこんなに若くしてこの世を去らないといけないのでしょうか。
誰かのせいにすることもなく、どんなに痛くても合間の一瞬で自分の姿とメッセージを残す。
弱音を吐けない気持ちはとてもよく分かります。私も本気で弱音を吐けるのは本当にわずかな人にだけ。口に出すことで自分に負けそうになるから。心がポキッと折れそうだから。
だから麻央ちゃんも頑張り続けたんだろうと思います。
痛みからようやく解放され、本当にお疲れ様でした、ゆっくり休んでね、と心から思います。
それと同時に複雑な感情が湧き上がってます。
これは私の主観なので、ただの独り言です。
なぜ、早くから標準治療を受けなかったんだろう。髪が抜けるとバレるから?副作用で役目を果たせなくなるから?胸を失いたくないから?
なぜなのかは分かりませんが、もし、もし、治療を受けていたら、完治は分からないけどもう少し長く子ども達の成長を見られたかもしれない‥
もちろん標準治療を受けたら治るとかは言えません。人それぞれですから。
私が原発不明で腫瘍内科の先生の診察を受けた時に言われたことは、「多くの人に効くから標準治療なのです。民間療法などは、もしかしたら当たるかもしれないという確率です。」と言うニュアンスのことでした。
民間療法で奇跡的に完治した、とかの話がありますが、奇跡だからそう言うのですよね。
私の場合は民間療法を考える時間の余裕がない常態だったのもあり標準治療のみでしたが、民間療法は抗ガン剤と併用するとか、標準治療の次の手段として選ぶといいのではないかと思います。
これはあくまで私の心の声です。
麻央ちゃんにはもっと長く生きてて欲しかった。同じ乳がん患者として、「こうやって治ったよ!」とブログに書いて欲しかった。子ども達が小学生になるのを見届けて欲しかった。
みんな願っていたことと思います。
とてもとても心残りで悔しかったと思うけど、幸い家族に恵まれているから、きっと子ども達の面倒はみんなが見てくれるはず。安心して欲しいと思います。
そして、最期に最愛の夫と両親、子ども達に見守られ旅立てて、自分の人生は幸せだったと思っていて欲しいと願うばかりです。
まだぼんやりしています。
ショックが思いの外大きいです。
私も好きな人に会いたいです。
いつ何が起こるか分からないから、悔いのないように。。