英語から離れて日本語の本を読みたいと思っていた。
どこかほっとする部分がある。それが、母国語というものなのだなって思う。
英語では、「おおこういう表現もあるのね~」ゆっくり読もうにも、どこか勉強している感じがある。
最近読んだ本、「国をつくる仕事」元世界銀行地域担当副総裁が書いた本。
その中に、「ああ懐かしいな~」と思った文章がある。
「りんご1つ+バナナ1つはいくつ?」という問いかけをブータン、アフガニスタンの子供にしたそうだ。
そのシーン、自分のガーナでのシーンが久しぶりに思い浮かんだ。
僕も、筆者と同じような問いかけをガーナの生徒たちにした。僕が行ったところでは、「リンゴ1つ、バナナ1つじゃないの?」と心配そうな顔で答えていた。
日本の教育で育っていたらばたぶん、2と答えるかもしれない。アメリカじゃどう答えるのだろう・・。でも、その答えも間違っていないなって思ったので、それじゃ、「鉛筆1本+鉛筆1本は?」と問いかけたらとびっきりの笑顔でピースサインを作りながら「2」って答えていた。
そんな風景をふと思い出し、ガーナで出会った人達元気にしているかなと気になる今日この頃です。
そうそう、行きたい国の1つであるブータンの国王の物語などがあり、いろいろな各国首脳とのやりとりも書かれており、「世界」に興味ある方にとっては読んでみてはいかがですか?読んだ後、いろいろと考えさせられること間違いなしです。