山口さんがレミゼを降板したことを今日知った。
東宝のHPによると「喉の調子を整えるため休養するため」とのこと。
ブログをめぐったところ、嘆き、怒り、理由への疑問など反応はいろいろだが、私は、よかったと思う。ともかく、ようやく休養してくれる、声帯を休めてくれる、と。
タイミング的には、去年の9月(10月?)エリゼが終演した時点で休養にはいればすっきりしたのだけれど。新レミゼの番宣が始まった後であるため、いろいろな憶測をよんでいるようだ。
一般ピーポーでは計り知れない理由があるのかもしれないが、ほとんどのミュージカルファンが山口さんの喉に休養が必要と感じていたと思う(山口さんファンの方は、舞台を観たい気持ちの方が強いかもしれないが)。
2009年、前々回のレミゼの時だった。山口さんの歌声を聞いて、尋常じゃない変化を感じた。喉を酷使しているからでは、休養したほうがいいのでは、と初めて真剣に思った。それまでも、休みなく舞台に立ち続ける姿に不安はあったが、声帯が人並み外れて頑丈なのかもと。でも、とうとうその声帯も休みが必要になったようだった。(以下URL↓に書いてました。)
http://ameblo.jp/daidai1963/day-20091007.html
それから3年間、山口さんは変わらず舞台に休みなく立ち続けた。響く歌声を聞かせてくれた時もあったが、正直聞くほうも「きょうは大丈夫か?」という状態だった。去年3月ごろのウィーンコンサートでは、感想用紙に「山口さんに休みを取らせてあげてください」と書いた。
だから、去年夏ごろか、新レミゼで山口さんがバルジャンとして発表されたとき、ちょっと驚いた。もちろん、舞台での存在感、実績、人気、集客力ではトップだが、歌声は?それも、実力を備えた旧キャストが去るなかで(おそらくオーディションで落ちたと推測)、山口さんだけが残った・・・。客観的にみて、不思議だった。そして、山口さんの声も心配だった。
ともかく、よかった。この機会に山口さんにはしっかり休みをとって頂きたい。休養後に、また、舞台で元気なお姿をみせてくれると信じている。人間万事塞翁が馬である。大丈夫。
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2005年のパンフより↓ 右は別所さん、お正月に静岡駅でお見かけしました(島田市ご出身)。