自分の身体の状態がどうなっているのか?

力が入っている筋肉は?
違和感がある場所は?
使っている筋肉は?
痛い場所は?・・・・・。

トレーニングに於いてどこの筋肉が動き、働き、使っているのか?

どこの関節が、骨が動いているのか?固定されているのか?

どこの筋肉に無駄な緊張があるのか?

体重が何処に掛かっているのか?

それら全て判るのが内観。



現代人は内観ができない方が本当に多い。

身体感覚が鈍過ぎます。


日常でも、リュックを背負って電車に乗り、後ろの方に迷惑を掛けている事に気が付かない。

後ろから来た自転車や自動車に気が付かない。


感覚が鈍い方は

ご老人。これは仕方無い。

しかし若くても老化しているのと同じ状態の方がいる。

若いとは言えないかも知れないが、40代~60代で、80代位の様な方がいる。


例えば

運動を全くして来なかった方。

運動をして来ないとは、神経の多くが使われてない。神経が鍛えられていない。
筋肉の感覚も、重心感覚も、違和感も、かなり鈍感になっている。


パソコンばかり使い、頭を使い過ぎる方。

頭の中はやたらと働いているが、実行力が伴わず「有言不実行」の方が多く、やはり身体運動が少なく身体感覚が劣る。
又、頭を使い過ぎると筋肉の「効く」感覚も鈍ると言われている。


有酸素運動を頻繁に行う方。

有酸素運動は疲れては継続できないので、極力筋肉を使わない様に適応していく。筋肉の伸展収縮は少ない方が都合が良い。筋肉は硬化しコラーゲン化していく。


物事を理屈から考える方。

これはこのハズだと理屈から入ると、身体の声を聞けなくなる、聞かなくなる。結果身体感覚を鈍くする。内観出来なくなる。現実より理屈を優先すると訳が解らなくなる。






例えば、常に理屈で考え、運動をした事が無く、ランニングブームだからと急に走り出し、大会に頻繁に出場する程ハマった方。

身体感覚が著しく鈍感な可能性がある。内観する物凄く事が苦手な場合がある。


改善は大変難儀するであろう。




パーソナルトレーニングの大長道場。