毎年10月は池上本門寺のお会式がある。日蓮聖人の命日13日頃に行われる。

20代の頃、3回程参加した事がある。


兄は熱心に20年以上参加していて、纒を振る。

僕は纒の練習時間も無く、太鼓を叩くだけである。



一人一つ、小さな太鼓とバチを持つ。

タンタンタタンタタン タンタンタン タタンタタタンタタン


様々なリズム?の種類があったと記憶している。


南無妙法蓮華経を唱えながらドン ドンドン ドン ドンドン

というのもあった。



20代の僕は元気一杯。パワーに溢れていた。


最初に参加した時の事。

考えるのは

「何とか太鼓の表面の革を叩いて破りたい」


であった(´Д`)。




全力でダンダンダダンダダン ダダンダダダンダダン

ダン ダンダン ダン ダンダン


と叩き続けた。




バキッ!



バチが折れた(((^_^;)




「何やってんだ!力入れすぎだ!」


責任者らしき方にかなり怒られた(´Д`)。



しかし全く懲りない。

今度こそ!

そう誓い新たなバチでまた全力で叩き続けた。



ダンダンダダンダダン ダンダンダダンダンダダン

ダン ダンダン ダン ダンダン





メリッ




今度は太鼓の柄が折れた(ToT)



「何やってんだ~っ!!またお前か~っ!!」



またまた物凄い剣幕で怒られた(´Д`)。



太鼓の表面の革は、どんなに全力で叩き続けても破れない事を学んだ・・・・・・(-_-)/~~~




次に企んだのは、太鼓のリズムを壊す事であった。


太鼓のリズムは表と裏があり、裏はあいの手の様な役割で、うまくリズムの調子をとっていた。


僕は表を叩きながら、あいの手部分だけ裏も叩いた。


一人半二役である(笑)。



あいの手部分を力強く大きな音で速く叩き、表も同様に力強く速く叩いた。

皆さんも体が暖まり高揚してくる。

リズムが早い方が乗ってくる。


リズムが早くなり乱すのは簡単であった(^o^;)。



責任者らしき方が、仏壇の鈴で全体のリズムを取っているが

ガチャガチャガチャガチャと鳴らし

「早い早い早い!もう一度!」


タンタンタタンタタン タンタンタン タタンタタタンタタン・・・・・・


僕の「仕掛け?」により、リズムはじきに早くなっていった。



ガチャガチャガチャガチャ「早い早い早い!!今日はすぐ早くなる!落ち着いて落ち着いて。」



これを繰り返したm(__)m。



僕の影響で早くなるのがたまらなく楽しかった(笑)。



日蓮聖人ごめんなさい。
関係者の皆様ごめんなさい。

罰当たりな男であった(((^_^;)。




しかし休憩中の豚汁は忘れられない程旨かった!


今でも豚汁を食べると必ずお会式の豚汁を思い出す。




パーソナルトレーニングとしんそう療方の大長道場。