CIA(Certified Internal Auditor/公認内部監査人)資格について簡潔に説明します。
① どういう資格なのか
CIA(Certified Internal Auditor)は、内部監査の専門性を証明する国際資格です。
世界120か国以上で認知されており、内部監査、リスク管理、ガバナンスに関する高い知識と倫理性を持つことを示す資格とされています。
取得者は企業の内部監査部門、コンサルティングファーム、官公庁などで活躍しています。
② どういう試験構造なのか
CIA試験は3部構成で、各パートはコンピュータベースで実施されます。
| パート | 試験内容 | 試験時間 | 問題数 |
|---|---|---|---|
| パート1 | 内部監査の基礎 | 約2.5時間 | 125問 |
| パート2 | 内部監査の実施 | 約2時間 | 100問 |
| パート3 | ビジネス知識(財務・IT・経営など) | 約2時間 | 100問 |
すべて多肢選択式(四択)で、合格基準は600点(最大750点)です。
と、ChatGPTが説明してくれました。
便利な世の中になったものです。
上記の内容で、まぁ4択だしって感じかと思います。
でもこの試験はソコじゃないんです(以下は2025年6月現在の状況)。
まず、受けるためにIIAという協会に加入します。
これは必須ではないですが、加入すると受験料が安くなります。
加入料は受験料の安くなる分以下なので、加入したほうが安くなるため、ほとんどの人が加入するでしょう。
なので、IIA会員の金額で以下は記載します。
はい、まず「加入料」は2万円です。
そして、試験を受けるぞ、となった時に「受験申請料」がかかります。
「受験申請料」は1.8万円です。
もちろんですが各教科ごとに「受験料」がかかります。
パート1の受験料 4.6万円
パート2の受験料 4.2万円
パート3の受験料 4.2万円
ですので、ストレートに受かった場合でも18.8万円かかります。
これは受験に際しての費用ですので、通常このほかにテキストだったり問題集がかかりますし、
資格学校などに通えばもちろん費用はかさみます。
この試験の最大のプレッシャーは、難易度ではなくこの金額。
ヘマしたら4万またかかってしまうというプレッシャーが恐ろしいのです。
結果的に私は、パート2を1回落ちましたので、23万近くかかったことになります。
4月上旬にパート1を受かり、
4月下旬にパート2を落ち、
5月下旬にパート3を受かり、その翌日にパート2受かり、認定に至りました。
それなりに異色な受かり方だと思います。会社でもこのケースは稀なようでした。
この試験、パート1とパート2は内部監査のいろはを問われるパートなので親和性が高く、
1と2を近い日付で受ける人は多いようですが、
パート3は、経営・IT・財務会計という実質3教科合わさった試験で、
あまり内部監査的な要素がないのでここは切り離される方は多いようです。
このような異色な進め方になった要因は3つあります。
①購入したテキストのシラバスの適用が2025年7月まで
②ITについては予備知識あり
③私的なイベントが数多く重なり勉強に集中できない時期があった
まず①についてですが、この試験は4,5年周期でシラバスが見直されて試験範囲が大きく変わります。
内容が大きく変わることはないですが、チャプターがどのパートになるかが結構変わります。
その変更が今年の7月に控えており、現行シラバスに対応したテキストを持っている私は、
7月までに受からないとまずいということになっていました。
これによりタイトな試験日程になっていました。
4月のパート2を落ちた時、それなりに仕上げたつもりでしたので、
「これもう受からないのでは?」と真剣に落ち込みました。
というのも自分の中ではやり残したことがなく、この後勉強したとしても上積みがないと感じていたからです。
そういったことからパート2を落ちてからは、
パート3の勉強をしていました。
ゴールデンウィークはパート3三昧でしたね。
それからはパート3を3日、パート2を1日のような感じで進めていき、
5月の下旬にパート3とパート2を連日で予約しました。
結果的にパート3が受かったからよかったものの、
もしパート3で躓いていたら、おそらく翌日のパート2に響いていたと思います。
連日受験はあまりお勧めしません。
同日受験の人もたまにいるようですが、体力のある若い人向けかと思います。
そして②は大きなアドバンテージでした。
周りのおじさまおばさま方は、IT分野を苦手とされている方が多く
パート3の試験範囲の約50%を占めるITで苦戦されるようなのですが、
私にとってはここはあまり勉強せずに済みました。
一方、経営や財務については知識ゼロでしたのでここを集中してやったという感じです。
③は不運かどうかなのですが、
不動産を購入したのと、親族の不幸による相続争いに参戦することになったことが勉強をさぼる
いい口実になってしまい、ずるずると時間が過ぎていったことがありました。
特に不動産の購入は初めての経験でしたので、それはもう色々大変でした。
しかも、注文住宅になってしまったことでこれの設計がまた一波乱な状況だったといえます。
概要はこれくらいにして、勉強スタイルなどは後日記載したいと思います。