今日は憶測なのだがうれしい。

 

僕の仕事は事務補助員で障がい者枠で拾われほとんどパソコンを使わない雑務ばかりをしている。庶務課で働いているがルーティン作業が終わればいろいろな部門の上司に電話しては仕事をもらっている。今日、あるプロジェクトの資料を作る雑務を上司側から頼まれた。単純作業だが量が多い。ちょうどルーティン作業も終わり暇して頭のなかで何をしようか?(本当にやることがなかったら自主的な勉強をしている)と仕事を探していたので頼んできた上司に暇していて仕事が入ったのでよかったと話すと「作業スピードが早いんか?」と聞かれ、遅いと返事した。事実、知能検査で作業スピードのところが平均の6割もないという絶望的な数字が僕にはある。しかも知能検査の当時のほうが薬は少なく薬の影響がないときの数字。今は薬が当時よりはるかに多く薬の負の影響がでるためさらに作業スピードは遅いだろう。僕はそれで仕事で苦労して希望を失いうつ状態に長くいたしその数字がとてもコンプレックスだ。だから常に作業スピードの遅さを補う工夫を考えて仕事をしている。そして今日中にその頼まれた仕事を終わらせて報告したら上司に「早くてうれしいな」と言われた。そんときはあまりピンと来なかったが契約の勤務時間が終わり退勤するときその上司がコーヒーをのみながら待っているではないか。つまり見送りをしてもらった。僕はその上司が僕に対しがんばっているなと思い粋な計らいをしてくれたと思っている。憶測だがこれが本当なら僕はうれし泣きで一日中その上司に感謝している想いで溢れるだろう。