思えばずいぶん遠回りをしたもんだ。
前にも書いたけど、オレは留年してて、大学院にもいってるから、大学生活だけで7年を費やしたことになる。中学、高校あわせても足りないほどの期間…。正直にいうと、大学の7年間は、中学、高校の6年間とくらべて薄かったなと思ってる。
車の免許とって仙台、山梨、三重、長野とか旅行いったり、2日徹夜でマージャンやったり、パチスロやりこんで一ヶ月で100万稼いだり、その金で株やったり、しばらく彼女と同棲したり、海外旅行にもいったり、女に振られて男数人で夜の海にバカヤローなんてやってみたり、なんか暇だなーっつんで富士山行って朝日みたり、やりたいこととか新しいことはたくさんやってきた。大学生活にしかできないもんばっかだったから、その点で後悔はしてないし、満足してる。
でもその一方で、いつか独立するっていう夢には全く近づけてなかった。その時、その時が楽しくて、そんなのまだ先の話だからなんて考えてたけど、気づけば24才だった。
就活で将来を真剣に考えるようになって、ずいぶん遠回りしたな~って気がついた。
周りのやつらは、ほんと時間無駄にしたな~とか、気づくの遅いよとかいうけど、オレは目指すべき道を思い出しただけで価値はあると思うし、人生に遅いとかないと思う。問題なのは、遅かったと思って諦めてしまう心だと思う。諦めて惰性で生きることのほうが、オレにとっては、よっぽど価値がないように思える。
北に行きたかったのに、気がついたら東にいってたなんてのはよくある話でしょう。でも、北に行きたいってのを覚えていれば、そこからでも北に行ける。けっこう東着ちゃったからもう北じゃなくてもいっか~って思うかもしんないけど、そこでそれでも北に行くと思えるなら、そいつはきっと北へいけるとオレは思う。
オレもずいぶん道がそれちゃったけど、まだ遅くはない。まだ、北に向かって歩き出す足がオレにはあるから。